転生したら1歳まで生きられませんでした

今、SNSを中心に話題になっている人生シミュレーションゲームをご存じですか?

その名も**「80億分の1」**。

PCやスマホのブラウザから遊ぶことができ、会員登録なども必要ない無料のゲームです。

簡単に説明すると、世界のどこかに生まれ変わり、そこでの人生を疑似体験するというもの。

いわゆる「転生シミュレーションゲーム」という感じでしょうか。

ゲーム内では世界141か国が舞台となっており、どこの国に生まれるのか、男性なのか女性なのか、裕福な家庭なのか貧しい家庭なのか。

そういった条件によって、それぞれ違った人生を歩むことになります。

そして、このゲームの特徴が現実世界の1分がゲーム内の1年に相当するという仕組み。

つまり、80歳まで生きる人生だった場合、実際に80分ほど掛かることになります。

なかなか時間の掛かるゲームですよね。

ですので、私もある程度時間に余裕があるタイミングを見計らって、ちょっと転生してみることにしました。

私が転生したのはアフリカのニジェール

さて、今回の転生先はどこだったのか?

私が生まれ変わったのは、アフリカにある「ニジェール」という国でした。

しかも女性。

名前は「Fatoumata Kanté(ファトゥマタ・カンテ)」という女の子だったようです。

ニジェールという国の名前は聞いたことがあるような気もしますが、正直どこにあるのかピンときません。

そこで地図を確認してみると、アフリカ大陸の中央からやや北側に位置する内陸国。

マリやアルジェリア、リビアなどと隣接しており、国土の大部分がサハラ砂漠に属する国のようです。

今回生まれたのは、そのニジェールの首都であるニアメ。

どうやら暮らしに余裕のない家庭に生まれたようでした。

日本に生まれ育った私からすると、生活環境も文化も全く違う場所です。

これからどんな人生が始まるんだろう?

そんなことを考えながら画面を眺めていました。

ところが、1歳になる前に人生終了

転生して間もなく、どうやら肺の病気を患ってしまったようです。

そして、その後どうなるのかと思っていたら……。

あっという間にゲーム終了。

えっ?

もう終わり?

画面に表示された結果を確認すると、2026年に生まれて2026年に亡くなったとのこと。

享年0歳。

死因は「先天異常」となっていました。

つまり、1歳の誕生日すら迎えることができなかったわけです。

いやいや……。

80歳まで生きることになったら80分くらい掛かるのかな?

なんて考えて、わざわざ時間に余裕がある時に始めたゲームだったんですよ。

それなのに、実際に体験できた時間はわずか1分足らず。

ゲームとしては、何が何だか分からないうちに終わってしまいました。

ただ、この結果を見て、ちょっと考えさせられるものがありました。

同じ年に生まれた94%の子どもが私より長生きする

ゲーム終了後には、自分が歩んだ人生についての記録が表示されます。

今回の結果で特に印象的だったのが、こんな数字でした。

「同じ年にニジェールで生まれた子どものうち、94%は自分より長く生きる」

つまり、今回の私は、同じ国の同じ年に生まれた子どもたちの中でも、かなり早く亡くなってしまったということになります。

さらに、同じ1秒に生まれた4人は、それぞれ73歳、29歳、82歳、83歳まで生きたという結果も表示されていました。

同じ瞬間に生まれても、これだけ人生の長さが違うんですよね。

もちろん、これはあくまでゲーム内でのシミュレーション結果です。

実際の一人ひとりの人生をそのまま再現しているわけではありません。

それでも、世界では生まれて間もなく命を落としてしまう子どもたちがいるというのは現実の話。

日本に暮らしていると、どうしてもそういった現実を身近に感じる機会は少なくなります。

ニュースなどで耳にすることはあっても、自分自身のこととして考えることはなかなかありません。

今回のゲームでは、たまたま私がそういった人生を体験する立場になったわけです。

ゲームだから「もう一回やってみよう」で済む話ですけど、現実の人生ではそうはいきません。

そう考えると、単純に「ハズレの人生だったな~」なんて感想では終われないものがありました。

改めて考えると、私はかなり恵まれている

そんな結果を見ながら、ふと自分自身の人生について考えてみました。

私は現在40代。

時々身体のあちこちにガタが来たような感覚になることもありますが、基本的には健康に暮らしています。

金銭的にも、特別裕福というわけではありませんが、日々の生活に不自由することはありません。

教育についても、日本で一般的とされる水準までは受けさせてもらいました。

仕事もありますし、こうしてブログを書いたり、興味を持ったことに挑戦したりする余裕もあります。

もちろん、何もかも思い通りの人生というわけではありません。

結婚もできていませんし、子育てという経験もできていません。

まぁ、そこはちょっと悲しいところではありますけど……。

それでも、両親は今も健在。

祖母なんて、もう少しで100歳が見えてくるくらい長生きしてくれています。

そう考えると、私はかなり幸せな環境で暮らさせてもらっているんですよね。

普段はそれが当たり前になってしまっているので、特別ありがたいことだと意識する機会はあまりありません。

でも、今回のゲームで生まれ変わった私は、そんな当たり前の生活を経験することすらできませんでした。

学校に通うことも、友達を作ることも、仕事をすることも、恋愛をすることも。

そもそも、自分の人生について考えられる年齢にすらなれなかったわけです。

そう考えると、今の自分がどれだけ恵まれた環境にいるのか、改めて感じさせられました。

生まれる場所も家庭も自分では選べない

そもそも、私たちは生まれる国も家庭も自分で選ぶことはできません。

日本に生まれたのも、今の両親のもとに生まれたのも、私自身が何か努力した結果ではありません。

たまたま、そういう環境に生まれることができただけなんですよね。

もちろん、日本に生まれたからといって誰もが幸せな人生を送れるわけではありません。

日本国内でも家庭環境や経済状況によって、大きな格差があります。

反対に、経済的に厳しい国に生まれたからといって、必ずしも不幸な人生になるわけでもありません。

幸せの感じ方なんて人それぞれですからね。

ただ、少なくとも私自身について考えれば、健康に成長できて、教育を受けられて、働くことができて、日々の生活に困らない。

そんな環境に生まれられたことは、とても幸運だったんだと思います。

普段は仕事のことや将来のことなど、いろいろな不満や不安を感じることもあります。

もっとこうだったらいいのに。

あれが欲しい、これがしたい。

そんなことばかり考えてしまう時もあります。

でも、そういったことを考えられるだけの環境があるということ自体、実はかなり恵まれたことなのかもしれませんね。

もう一度、転生してみようと思います

さて、今回の「80億分の1」。

私の初めての転生体験は、まさかの0歳で終了という結果になってしまいました。

さすがにこれでは、ゲームとしてどんな人生を体験できるのか、ほとんど分からないままです。

ですので、また何度か挑戦してみようと思っています。

次はもう少し長生きできる人生だったらいいな~。

なんて思ってしまいますが、これも現実の人生と同じで、自分では選べないところが面白いのかもしれません。

ただ、今回の体験だけでも、私にとっては十分考えさせられるものがありました。

「日本に生まれたこと」
「一般的な生活水準の家庭に生まれたこと」
「大きな不自由なく40代まで生きてこられたこと」

どれも普段は当たり前のように感じていましたが、決して当たり前ではないんですよね。

ゲームとして楽しむだけでなく、今の自分の人生を少し違った角度から見つめ直す機会にもなるのではないでしょうか。

現在、SNSなどでひそかに話題になっている「80億分の1」。

皆さんも一度、違う人生に転生してみてはいかがでしょうか?

▶ 80億分の1|人生シミュレーションゲーム

さて、皆さんはどんな人生になるんでしょうね?

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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