今日ネットニュースを見ていて、ちょっと気になる記事がありました。
アイドルの握手会や撮影会などで、「臭いが気になる人にはどんな特徴があるのか?」というような内容です。
簡単にまとめると、
「若い人だから臭わないわけではない」
「年齢を重ねた人でも気を使っている人はいる」
「香水などで隠そうとしても、元の臭いと混ざって余計に気になることもある」
という話でした。
その中で私が一番「なるほど」と思ったのが、
「体臭だと思っていたものが、実は衣服から出ている臭いの場合もある」
という話です。
これは結構盲点じゃないでしょうか。
臭っているのは身体ではなく服?
衣服の臭いと聞いて最初に思い浮かぶのは、部屋干ししたときの「生乾き臭」でしょう。
洗濯したはずなのに何となく臭う。
これは経験したことがある人も多いと思います。
ただ、今回気になったのはそれとは少し違って、長年着ている衣服そのものに染み付いた臭いです。
人間が服を着れば、当然ながら汗や皮脂が付着します。
毎回洗濯していたとしても、それらを完全に新品の状態までリセットできるわけではありません。
特に襟や脇、背中などは皮脂や汗が付きやすい場所。
何年も何年も着続ければ、少しずつ繊維の奥に汚れや臭いの原因が蓄積して、普通に洗濯しただけでは取れにくくなっていくこともあるでしょう。
本人としては、
「ちゃんと毎回洗濯しているから大丈夫!」
と思っていても、周囲からすると、
「あれ?なんか臭うな……」
となっている可能性があるわけです。
これ、ちょっと怖いですよね。
自分の臭いって自分では分かりにくいですから。
中年になると服を買い替えなくなる
そこで自分自身の衣服について考えてみました。
子供の頃って、そもそも同じ服を何年も着ることが難しいんですよね。
身体が成長しますから、毎年だったり2~3年だったりでサイズが合わなくなります。
嫌でも服を買い替えることになります。
大学生や社会人になりたての頃も、比較的ファッションの流行に敏感だったり、好みそのものが変わったりします。
「去年着ていた服がなんとなくダサく感じる」
なんてこともありますから、自然と衣服の更新頻度は高くなります。
ところが中年くらいになってくるとどうでしょう。
身体のサイズが大きく変わらなければ、
「まだ着られるからいいじゃん」
となってしまいます。
私も完全にこれです。
流行を追いかけて毎年服を買い替えるようなこともありませんし、気に入っている服なら何年でも着ます。
破れていない。
色もそこまで変じゃない。
サイズも問題ない。
だったら捨てる理由がありません。
こうして気が付けば、「これ何年前に買ったんだ?」という服が普通にクローゼットに残っています。
「20年前から同じ服じゃない?」という人もいる
仕事柄、高齢の方と接する機会もあります。
昔から知っている人だと、
「この人、20年前から同じような服を着てない?」
と思うこともあります。
もちろん、本当に同じ一着を20年間着ているわけではないかもしれません。
ただ、中高年以降になるほどファッションの好みが固定されて、衣服の買い替え頻度が落ちていく人は珍しくないと思います。
そこで今回の記事を読んで思ったんです。
高齢者や中年男性に対して感じる独特の「臭い」の一部って、加齢臭などの身体そのものの臭いだけではなく、**長年使っている衣服から出ている臭いも混ざっているんじゃないの?**と。
もちろん「古い服だから臭う」と決めつけることはできません。
保管方法や洗濯方法、素材、着る頻度などによっても全然違うでしょう。
ただ、「ちゃんと風呂に入っている」「毎日洗濯している」だけで安心するのではなく、衣服そのものの状態も時々気にした方が良さそうです。
これは中年だけの話でもない
そして、この話は中年オヤジだけに限ったものでもありません。
若くても同じ服を頻繁に着ていたり、汗をかいた服を長時間放置したり、生乾きのまま着たりすれば当然臭いの原因になります。
特に夏場なんて、朝着た服が昼にはかなり汗を吸っています。
本人はずっとその臭いの中にいるので鼻が慣れてしまっていても、途中から会った人には分かるかもしれません。
つまり、
「自分では臭っていないと思っている」=「周囲も臭っていないと思っている」
ではないんですよね。
ここが臭い問題の一番難しいところかもしれません。
私の服も一度チェックした方が良さそう
そう考えると、私自身も他人事ではありません。
仕事着については傷んだり汚れたりするので比較的定期的に買い替えています。
それでも、
「まだ着られるから」
となれば結構長期間使っています。
もっと問題なのが私服です。
仕事着ほど着る頻度が高くないので傷みません。
だから余計に長持ちしてしまいます。
白い服なら黄ばんだり変色したりするので、
「さすがにこれはもう無理だな」
と処分するタイミングがあります。
でも黒や紺などの濃い色だと多少古くなっても見た目では分かりにくい。
結果として何年も着続けている服が普通にあります。
もしかすると、
見た目では「まだ着られる服」でも、臭いという意味では「そろそろ引退させた方がいい服」になっている可能性もあるんですよね。
これは今回かなり考えさせられました。
香水で隠すより、まず臭いの元を減らしたい
臭い対策というと、香水や制汗剤などを思い浮かべる人も多いでしょう。
ただ、私はあまり香水が得意ではありません。
良い香りでも強すぎると苦手ですし、元々の体臭や衣服の臭いと香水が混ざってしまえば、それはそれで周囲には不快な臭いになってしまう可能性があります。
だったら私は、
「良い匂いのする中年オヤジ」を目指すより、「特に何も臭わない中年オヤジ」を目指したい。
そのくらいで良いんじゃないでしょうか。
毎日風呂に入る。
汗をかいたら着替える。
衣服をきちんと洗濯する。
生乾きを避ける。
そして、長年使っている服については「まだ着られるか?」だけではなく、
「そろそろ買い替えた方がいいか?」
という視点でも見る。
40代、50代になってくると、身体の臭いばかりを気にしがちですが、もしかすると対策するべきなのは身体だけではないのかもしれません。
クローゼットの中に何年も居座っているお気に入りの一着。
まだ着られる。
見た目も問題ない。
だから今年も着る。
……その判断、本当に大丈夫でしょうか?
私も一度、クローゼットの「古参メンバー」をチェックしてみようと思います。
中年オヤジの臭い対策。
まずは香水を買うより、古いTシャツを一枚捨てるところから始める方が効果的なのかもしれません。