今日はお客さんのゴルフコンペに参加してきました。
「何でこんな暑い時期にコンペするんだ?」
参加者みんなでブーブー言いながらのスタートでしたが、始まってしまえばそれなりに楽しいもの。暑い暑いと言いながら、みんなで一日楽しんできました。
一時期のどうしようもない暑さに比べれば多少マシになったとはいえ、まだまだ夏です。
日が出てくるとかなり暑い。
当然ながら飲み物もものすごい勢いでなくなっていきます。
そんな中、茶店というか自動販売機の前で、
「最後にパット入れた人が、みんなにジュースおごりね!」
なんて遊びを始めました。
こういうちょっとした遊びもゴルフの楽しみの一つです。
ところが問題発生。
「俺、現金持ってないわ……」
財布そのものはロッカーに入れていますし、普段の買い物もほとんどキャッシュレス。
ゴルフのプレー中に何千円も現金をポケットに入れて歩く習慣なんて、今ではありません。
しかもゴルフ場の自動販売機って高いんですよね。
今日行ったところでは、普通のお茶のペットボトルが1本350円。
ポカリなどになると400円。
4人分買ったら、それだけで1,500円前後です。
街中の自動販売機なら、
「高っ!じゃあ別のところで買おう」
となりますが、ゴルフ場ではそうはいきません。
次のコンビニまでちょっと行ってきます!なんて出来ませんからね。
言ってみれば**「砂漠の中の水」**みたいなもの。
そこにしかないから、高くても買う。
場所代や運搬費、管理費などもあるでしょうから、値段が高いこと自体は仕方ないと思っています。
ただ、そこで一つ思うんです。
高くするなら、その金額を払える決済方法も用意してほしい。
ゴルフ場によっては、カートやロッカーのカードに付いたICチップなどで購入して、最後にプレー代とまとめて精算出来るところもあります。
あれなら何の問題もありません。
ところが今日のゴルフ場にはそういった仕組みがなく、自動販売機は現金のみ。
昔ならそれでも良かったのでしょう。
1本100円や120円だった時代なら、小銭を何枚か持っていれば何とかなりました。
でも1本350円、400円となれば話が変わってきます。
これはゴルフ場だけの話でもありません。
仕事中に利用するコインパーキングでも似たようなことがあります。
普通のコインパーキングなら、1,000円、2,000円程度持っていれば大抵どうにかなります。
ところが駅前や銀行周辺、そもそも駐車場が少なく需要の高い場所になると、かなり強気な料金設定になっているところがあります。
1時間停めただけで2,000円を超えるようなところもあります。
仕事ですから、
「高いから停めるのやめよう」
ともいきません。
現場の都合で半日停めることになれば、数千円必要になることもあります。
そんなところに限って、
「現金のみ」
「高額紙幣使用不可」
だったりする。
これ、結構困るんですよね。
数年前の新紙幣への切り替え時にも似たような経験をしました。
駐車場の精算機が新紙幣に対応しておらず、「旧紙幣しか使えません」という状態。
いやいや……。
新紙幣が普通に流通し始めているのに、こちらがわざわざ旧紙幣を何枚も用意しておかないと駐車場から出られないって、なかなか無茶な話です。
幸い近くにコンビニがあったので、1万円札で何度か買い物して旧紙幣のお釣りが出てきたことで事なきを得ました。
あれ、最後まで旧紙幣が出てこなかったらどうしていたんでしょう。
お金を持っているのに払えない。
これが一番困ります。
ふと考えたのですが、富士山の山頂などはどうなんでしょうね?
私は登ったことがありませんが、山の上まで商品を運ばなければならない以上、飲み物や食べ物が街中よりかなり高くなるのは当然だと思います。
それこそゴルフ場以上に「砂漠の水」に近い商品です。
ただ、登山する人が大量の現金や小銭を持って登ったり下ったりするのも大変でしょう。
そういう場所こそキャッシュレス決済出来た方が便利そうですが、通信環境や設備の問題もあるでしょうし、実際のところどうなっているんでしょうね。
ゴルフ場にしても、山にしても、コインパーキングにしても、私は**「高いことが悪い」**と言いたいわけではありません。
その場所でしか買えない。
土地代が高い。
運ぶのにコストが掛かる。
設備維持にもお金が掛かる。
それなら高くなるのは仕方ありません。
問題は、商品の価格だけ現在にアップデートされて、決済方法が昔のままになっていることなんですよね。
物価も随分上がりました。
昔なら1,000円札1枚持っていれば何とかなった場面でも、今では2,000円、3,000円必要になることがあります。
同じサービスを受けるために必要な「現金の枚数」が増えているわけです。
一方で世の中は逆方向に進んでいます。
普段から現金を使う機会が減り、財布に入れている現金も少なくなりました。
スマホやカードがあればコンビニでもスーパーでも飲食店でも買い物出来る。
そんな生活に慣れてしまえば、わざわざ「今日は現金が必要になるかもしれないから1万円多めに入れておこう」とは考えなくなります。
必要な現金は増えているのに、普段持ち歩く現金は減っている。
このミスマッチが、これからますます大きくなっていく気がします。
もちろんキャッシュレス決済を導入すれば手数料も掛かるでしょう。
古い自動販売機や精算機を交換するなら設備投資も必要です。
山間部などでは通信環境の問題だってあるでしょう。
ですから「全部すぐキャッシュレスにしろ!」と簡単に言える話でもないとは思います。
それでも、周辺よりかなり高い料金を設定する場所ほど、決済手段については少し優先して考えてほしいところです。
高い料金を取るなら、高い料金をちゃんと払える環境もセットで用意してほしい。
今日の私はジュースをおごりたくなかったわけではありません。
350円でも400円でも、負けたならちゃんとおごりますよ。
ただ……
「おごる金はある。でも払う手段がない!」
こんなところでゲーム成立しなくなるのは勘弁してください。
次回のゴルフからは、キャッシュレス社会に逆行して、ポケットに千円札を何枚か忍ばせてスタートすることになりそうです。