今朝はサッカーワールドカップ準決勝、スペイン対フランスを寝ぼけ眼で観戦していました。
私の予想は「攻撃力ならフランスが一枚上」ということでフランス勝利予想。しかし、実際はスペインが見事に封じ込めて勝利。正直ここまで抑え込めるとは思っていませんでした。
さて、そのスペイン代表。
この試合まで「国際Aマッチ36試合負けなし」という記録を続けていました。
2025年にはポルトガルにPK戦で敗れていますが、サッカーの国際試合ではPK戦はあくまで引き分け扱い。ですので、90分・延長を含めた「最後の敗戦」は2024年3月のコロンビア戦まで遡るそうです。
そこでふと気になって、Googleで
「サッカースペイン代表が一番最近負けたのはいつですか?」
と検索してみました。
すると一番上に表示されたのが「AIによる概要」。
そして、その内容を見て驚きました。

試合が終わったばかりなので、AIがまだ最新情報を反映できていないのであれば理解できます。
ところが表示された内容は、
「2026年7月15日に開催されたワールドカップ準決勝フランス戦で2-3で敗北」
というもの。
いやいや…。
試合は今まさに終わったばかりですが、勝ったのはスペインです。
しかも2-3というスコアにもなっていません。
さらに過去の対戦成績を見ても、この内容と一致する試合は見当たりません。
最新情報を反映できていないどころか、現在の結果も過去のデータも噛み合わない回答になっていたわけです。
もちろんAIにも苦手分野があります。
特に検索結果の最上部に一瞬で表示する「AIによる概要」は、限られた時間の中で大量の情報を要約しています。
ChatGPTなどに時間をかけて調査させる場合とは条件がまったく違います。
だから今回のように、速報性が求められる内容では誤った回答をしてしまうこともあるのでしょう。
ただ、それが検索結果の一番上に表示されるとなると少し話は変わってきます。
多くの人は、一番上に表示された情報を「正しい情報」と思ってしまいます。
実際に下までスクロールして公式サイトやニュース記事まで確認する人は、それほど多くありません。
つまり、間違った情報ほど多くの人の目に入る可能性があるということです。
さらに気になったのが、このAI概要の情報源としてYahoo!検索が表示されていたことです。
もちろんYahoo!検索自体が悪いわけではありません。
しかし、その情報をそのまま「正しい答え」として表示してしまうのであれば、
「Google検索よりYahoo!検索を見た方が早い」
という皮肉な話にもなってしまいます。
AIは本当に優秀です。
私自身も仕事やブログ、プログラム作成などで毎日のように活用しています。
以前に比べればハルシネーション(AIがもっともらしい誤情報を生成してしまう現象)もかなり減りました。
それでもゼロにはなっていません。
だからこそ大切なのは、
「AIが言ったから正しい」ではなく、「本当にそうなのか?」と一度考えること。
AIは非常に優秀なアシスタントですが、最終的に真偽を判断するのは人間です。
これからAIがますます身近になる時代だからこそ、AIを使いこなす能力だけではなく、情報を見極める人間力も同じくらい重要になってくるのではないでしょうか。