昨日の段階で、ブログ記事の構成は大きく2パターンありました。
一つは、感情論として
「メーカーに騙された」
という部分をメインにする構成。
もう一つは、現状報告として
「クロス糊が出荷されなくなってきている」
という部分をメインにする構成です。
結果的に昨日の記事では、「メーカーに騙された」という感情的な部分と、「クロス糊の新規受注停止」という現状報告の両方を含めた内容にしました。
一見すると、それで問題ないようにも見えます。
しかし、ブログのインプレッションという面で考えると、少し構成を間違えたのかなと感じました。
今、内装業界で一番分かりやすく困る情報は、
「クロス糊が無い」
という部分です。
タイトルを見た瞬間に、
「あ、今それ困ってる」
「うちの地域はどうなんだろう」
「床糊だけじゃなくてクロス糊も?」
と思ってもらえる内容の方が、クリックして読んでもらえる可能性は高かったと思います。
実際、数年前に書いた「硝酸由来でクロス糊が無くなった」という過去記事のPVは上がっているのに、昨日の記事はいつも通りくらいの動きでした。
つまり、世間が今知りたい情報と、私が書きたい感情の部分にズレがあったということです。
もちろん、このブログは大きく収益化しているものではありません。
タイトルだけで不安を煽ってアクセスを集めるよりも、普段から見てくれている人に、現場感のある情報をちゃんと伝えたいという気持ちの方が大きいです。
ただ、それでも見てくれる人が多い方がやる気になるのも事実です。
順番としては、まず
「クロス糊が無くなってきています」
という情報を先に出して、翌日に
「メーカーの楽観的な話に騙された」
という感情寄りの記事を書く方が、情報発信としては良かったのかなと思いました。
ブログを書き始めて、もう5年くらいになるでしょうか。
毎日書いていると、その時に一番気持ちが乗っていることを優先してしまいます。
特に今回のように、メーカーから「大丈夫です」と言われていたものが、短期間で「ありません」「受注停止です」となれば、どうしても感情の方が先に出ます。
書く側としても、感情論の方が文章は進みやすいんですよね。
ですが、今のように材料不足や価格改定が絡む状況では、感情よりも先に伝えるべき情報があります。
「その時必要な情報を、早く、分かりやすく伝える」
これはブログ運営として、もう少し意識しないといけない部分だと感じました。
今回の騒動は、中東情勢由来の影響もあり、日々情報も状況も変化しています。
床糊、クロス糊、各種接着剤、今後は価格問題もさらに表面化してくるでしょう。
地域差もあると思いますし、メーカーや問屋によって対応も違うと思います。
だからこそ、私の地域で実際に起きていること、現場で聞こえてくる声、問屋やメーカーから入ってくる情報を、できるだけ早く整理して伝えていきたいと思います。
インプレッションを取りにいくことだけが目的ではありません。
ただ、世間が知りたい情報を無視して、自分の感情だけを優先してしまうと、本当に必要としている人に届かないこともあります。
今後は、
「世間が今知りたい情報」
と
「自分がその時感じたこと」
のバランスをもう少し考えながら書いていきたいですね。
最終的には、タイトルだけで不安を煽る記事ではなく、普段から読んでくれている人にとって中身のある情報を届けること。
そこを優先しながら、ブログの運営も少しずつ変化させていきたいと思います。