あれ?スーパームーン?

今日は、今年の中でも一番大きく見えるスーパームーンだそうです。
ちょうど月が良く見える感じだったので写真を撮ってみました。
確かに明るさは強いんですけど、サイズ感が「スーパームーン」と言うには何か物足りない気もします。

ニュースでは「最小の満月の時と比べると約14%大きい」と説明されていましたが、実際に見上げるとその違いはほとんど感じません。
これは人間の視覚の錯覚にも関係しています。

月の大きさが強調されて見えるのは、地平線近くにあるときに山や建物などの比較対象があるためです。
同じ月でも、周囲に目印があると「自分との距離感」が錯覚的に縮まり、相対的に大きく見えるのです。
この現象は「月の錯視(Moon Illusion)」と呼ばれています。
実際には、地平線近くの月も天頂付近の月も角度的な大きさはほとんど変わりません。
それでも大きく見えるのは、私たちの脳が「遠くのものは小さく見えるはずだ」と思い込んでいるのに、地平線付近の月は“思っていたより大きく見える”ため、相対的に拡大して認識してしまうからです。
一種の“脳の自動補正”が働いているわけですね。

つまり、スーパームーンでも高く昇った後では「普通の満月」とあまり変わらなく見えてしまうのは、錯覚の舞台条件が整っていないからなんです。
見た目の大きさを実感したい場合は、建物や山の稜線などと一緒に低い位置に見えるタイミングを狙うと効果的です。

ただし、「明るさ」に関しては確かに違いを感じます。
月は地球の周囲を楕円軌道で回っており、地球に最も近づいた状態(近地点)で満月になるときがスーパームーンです。
このときの距離は約35万7千km前後で、最も遠い満月(約40万6千km)に比べると約5万kmも近くなります。
光は距離の2乗に反比例
するため、距離が近くなると照度(明るさ)は約30%も強くなるといわれています。
実際、夜空全体がやや白っぽく明るく見えるのはこのためです。

また、スーパームーンは潮の満ち引きにも影響を与えます。
月の引力が強くなるため、大潮がより極端になり、沿岸部では干満の差が大きくなります。
漁業関係者や海沿いの地域では、この時期に注意を払う人も多いそうです。

現在21時過ぎですが、極大になるのは22時過ぎとのこと。
せっかくのスーパームーン、もう一度外に出て、少し低い位置に見える時間帯に眺めてみようと思います。
山や木のシルエットと一緒に見ると、きっと「スーパームーン感」が一気に増しますよ。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

コメントを残す

C.I.Mをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む