いざという時はやはりアナログ

現場の職人さんにしても、私たち営業にしても、「機械化」「電動化」が主流になってきました。
効率化や高速化を考えれば、それは間違いなく正しい方向性です。私自身もパソコンを使って計算や資料作成の仕組みを整えていますし、現場でも電動工具が当たり前になっています。

しかし——ふとした時に考えます。「もし停電が起きたらどうするのか?」と。
便利な仕組みも電気が無ければただの箱。パソコン任せで基礎を身につけていなければ、いざという時に業務が止まってしまいます。

実際に、先日こんな出来事がありました。
現場から「停電したので作業ができない」と電話が入ったのです。工期に余裕のない現場だったので、監督は「停電が復旧するまで待ってほしい」と指示。しかし1時間経っても電気は戻らず、ついに職人さんは痺れを切らして帰ってしまいました。

ところが、隣の現場をのぞいてみると違う光景が広がっていました。
そこでは職人さんが「手動の糊付け機」を使って、淡々と作業を進めていたのです。今の職人さんの多くは電動の糊付け機を使うため、手動機を持っている人自体が非常に少なくなっています。それでも、その現場は停電の影響を受けることなく、作業を進められていました。

もちろんアナログには非効率な部分があります。けれども、トラブルに強いというのは大きなメリットです。
「時代に合わせて進化すること」と「昔ながらの基本を押さえておくこと」。その両立こそが、現場で求められる力なのだと改めて感じました。

これからも先を見据えて効率化を進める一方で、いざという時に対応できるアナログの基礎を忘れずに大事にしていきたいですね。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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