昨年から続いている米騒動。昨年は「新米が流通しだしたら価格は落ち着く」「生産量は十分にあるから大丈夫」などと言われていましたが、結局備蓄米放出をするまで価格は落ち着くことも無かったです。
今日の政府の発表では「結局、生産量が足りなかった」「増産を指示した」「インバウンド需要は計算していなかった」など『コメが足りない要因』が盛りだくさん。
これらの発表を見る限り、今年もコメが足りない事が想定されます。今年はコメの買取価格上昇が見込めたので、増産された農家の方もいくらか居ましたがそれだけで足りるの?という状況でした。
そこに例年にないほど雨の降らない酷暑が続いていることが追い打ちをかけています。
地域によっては、人間の生活用水すら節水しないといけないような状態になり、田畑に回す水に余裕の無い状態。水が無く干からびた状態から既に地割れを起こすような田んぼの出ているとの事でした。
これほどの状態になってくると、稲も枯れてしまうような事態になってきます。穂が成る前に枯れてしまえばもちろん収穫量にも影響が出ます。枯れないまでも水分量が足らな過ぎたら十分なサイズの稲もできません。食用米として回るほどのコメがどれだけ出来るのかにも大変不安があります。
今年は備蓄米放出で対応できていたものが、来年は「放出する備蓄米が無い」という状況が決まっています。コメ価格を下げる要因が無くなってますよね。
一つだけ下げる要因があるとすれば、トランプ関税の交渉内容にあったアルファ米の輸入量の倍増という所を、当時は「食用としてではない輸入」と言われていたものを食用とし且つ「買えって言ったんだからもっと売れ」と輸入量を増やす方法はあるかもしれません。
平成の米騒動の時にはタイ米などインディカ米の輸入が多くありました。現状の状況を考えるとその時と同じように外国のコメをどこかで使うという選択肢にしないとコメ価格は5kg10000円みたいな時代になってもおかしくない状況。
現状では「水不足」「米不足」「灼熱の夏」などそれぞれが別ニュースとして取り上げられていますが、要素を組み合わせて読み解けば「今年もコメが足りなくなり、高騰する」という未来が見えてきます。
投機的な事を考えれば「コメの先物」に手を出したいような状況ですが、こういった取引は私苦手なんでやめておきますが、そういった状況ですよね。
今のうちから対策や注意をしておきたいニュースでした。