「近隣との協定で工事作業時間は8:00~18:00迄です」みたいな現場って良く聞きます。場合によっては9時スタートだったり17時までだったりと益々作業時間が短縮されていたりすることも。
建設現場だけでは無いかもしれませんね。草刈りや農作業なども早朝や夕方はクレーム出て出来ないという地域も見聞きします。
私の地域の草刈りは、朝5時からスタートして10時には終わるという人が結構いますがクレーム出ないから出来るんでしょうね。
というのも、早朝や日没後は日中よりは幾分か気温も落ち着き作業できる環境になります。
今日も現場訪問で10時に現場行きましたが、WBGT(暑さ指数)が既に31を超えていました。28を超えると熱中症危険度が跳ね上がり、31は熱中症警戒アラートの水準です。
もうね。普通に人間が作業を続ける時間帯では無くなっているんですよね。
労災を減らそうとしている現状においては「一番危険な時間帯に作業させる」という現場は「災害起こせ」って言ってるようなもんですよね。
近隣よりも現場で作業する作業員の人命の方が大事な事だと思うんです。
ある程度騒音の出る工事においては近隣配慮が必要ですし、睡眠を妨害するほど遅くまで音を出してたらもちろんダメでしょうけど、ある程度作業時間については許容しないといけない時代になったという事でしょう。
また、作業時間にこだわるとなると7月~9月は作業禁止!となってもおかしくありません。仮にWBGT31の場合は作業禁止にすると年間の1/4は仕事が出来ないという事になるので、その分の賃金を確保するとなると1.3倍の費用を見ないと職人さん生活が出来ない事に。
となるとただでさえ高騰しているという住宅などの建設価格がさらに跳ね上がります。職人さんだけでなく、そこに関わる監理者・下請け企業全体・材料製造する会社全部・元請けの全員分も見ないとそもそもの売り上げが無くなるのでダメですよね。
現状、既に新築住宅の確認申請の遅れから、4~6月の売り上げ見込みの落ち込みにより、徐々に許可が出だしたものを落ち込み分をカバーするように急ぎ気味に工事をしたい状況でこの環境はかなりの大打撃になりそうですよね。
値上げが上手く出来ずに倒産・人材確保ができずに倒産・ゼロゼロ融資の返済ができなくて倒産。これらに続いて仕事が無くて倒産というのも増えてきそうですね。
今年は色々注意しておかないと怖いですね~。