私自身、経営者の側になった事がありませんし、経営するってこんな感じかな~?ってイメージしながら仕事していますが、実際現在経営している人って何故か固定費を増やすような施策を取る人って多いですよね。
その固定費の一番大きな割合を占めるのが「人件費」でしょう。
世間でこれだけ賃上げ賃上げと言われている中で新卒採用をしようと思えば月30万くらいの水準出さないと集まらない時代になっています。
特に中小企業、私の所のような10人未満の会社になれば、一人採用することにより10%程度売り上げ・利益を増やさないと現状維持にならない事になります。
採用しても3年以内の離職率が3割ということは、10%以上と言っているコストに更に3割分のリスクとそのリスク期間に稼げる金額が少ないという事を考えると20%以上のコストが掛かる事になるのかなって思うんですよね。
先程の1人雇うと月30万と考えると社会保険料の会社負担分まで考えると、年間500万くらい。私らの業態を考えると車にパソコン・携帯などの費用やそれらの維持費まで含めると600万以上は一人雇用する事で掛かるんですよね。
それが10人未満の会社であれば1人に50万賃上げしても雇用するより安くつくことになります。
現在雇用してある程度年数が経っている人は「実績から見た数字を残せる人」という事になります。
新規で雇用するという事は使えるようになったとすればそれ以上に数字を残してくれる人かもしれませんが、出来るか出来ないかも分からない上にダメだったとしても解雇も出来ないというリスクも孕んでいます。
建設業自体が人口減少を考えると縮小傾向になっていく中で、拡大路線というような雇用というのはリスクが大きいですよね。それよりも年齢層が40代くらいであれば10年くらい様子を見ながらの採用でも良いと思うんですよね。
10年後に固定費をかけて採用しても、現状の雇用体制さえ維持出来れば育成までの期間10年は確保できそう。20年後には定年70歳とか言われることになっていそうですしね。
雇用問題だけでなく、意味不明なシステムを導入しようとしてみたり、意味の無いようなコンサル入れたりというのもあります。
経営者って、「今、ちゃんと稼いで利益を出してくれる人」というのはどうでもいいんですかね?そこにキチンと報いるような施策をしないから退社したり独立したりっていうのが多いんだと思うんですけど。
固定費の掛け方って考えた方が良いと従業員の側としては思うところ。自身の居る業態の今後と身の丈っていうのもちゃんと考えて欲しいですね。