昨日、日銀の金融政策決定会合の結果0.15%の追加利上げにより、0.25%の金利となりました。
3000万借りたとしたら年利で5万円弱ほど余分に金利がかかるというくらいの金利上昇。1円でも安くしたい住宅金利もつられて上昇する為実質的な値上げとなってしまいますが、それでもまだまだ緩やかな利上げペースとなっています。
海外では2,3か月ごとに0.25%づつ上がったり、一気に0.5%上がったりと一気に上がっていきました。実際アメリカのFRBの政策金利は5.25%ー5.5%と約20倍。次回の会合では利下げも予想されていますがそれでも5%くらいになるでしょう。
毎年5%の金利がついたら、先程の3000万借りたら150万金利を払わないといけないという事になりますよね。そこから考えるとまだまだ優しい状況。
それでも日銀が利上げ、FRBが利下げの方向性から金利差縮小でドルから円への回帰が始まりだしました。同様に世界各国も利下げの方向性になると思いますのでこれまでの円安は一旦ストップで円高方向に振れていく事でしょう。
実際先月1ドル162円くらいだったものが150円くらいまで円高に振れました。
これまでの商品の値上げの理由の中には「原材料費の高騰・円安による輸入物価の上昇・輸送費の高騰」などが挙げられていましたが、まず円安による部分に関しては一旦落ち着く可能性があります。原材料費の方も世界中が景気過熱が抑えられてきたとなると高騰も歯止めが効くかもしれません。輸送費の方に関しても原油価格が抑えられ、さらに為替面でも抑えられるので落ち着くのでは?と考えられます。
しかしこれまでゆっくりしか上がっていなかった人件費の部分に関してこれから更に上がっていく方向性が経団連を始め政府も示しています。
世界中がインフレを抑えに利上げしたところから利下げして落ち着きを見せようとしている所に逆行して日本がインフレ加速していく展開になりそうです。ここ数年ず~っと世界の動きと逆行したような状況が続いていますよね。
そうなると結局値上げに繋がる要因しか見えてきません。
結局利上げするという事は、全体的にインフレに舵を切っているという証明になってしまいます。ということは家を買うにも商品を買うにも当面は「今日より安い日は無い」という事になっていきます。
なかなか賃上げの方が追いついていかない状況の中で今日が一番安いと言われても難しいところはありますが、お金を借りるなら今の内・買い物するなら今の内という状況がしばらくは続くという事になるでしょう。
住宅市場は既に冷え込み感が出ている中で、今日が一番安いという感覚が消費者に無い以上一気に改善されるという見込みも見えてきません。何より高額なので簡単に決断という訳にもいきませんしね。
一瞬かもしれませんが円高株安となっている今のうちに、いろいろ仕込みをして自身の資産を増やせるようにしていきたいなとも考えています。世界情勢の変化に合わせて自分の変化もつけていけるようになりたいですね。