いや~。なかなかお目にかかれないくらいキレイに上昇分を巻き戻している株式市場。
新NISAから投資を始めた人は、日経平均ベースでみると1月中旬の水準に戻ったタイミングなので投資始め頃に戻った感じでしょうか。ただ、日経平均での話なので個別銘柄によってはまだプラスだったり、大きくマイナスになっていたりと様々でしょう。
とはいえ7月中旬には42000円くらいをつけていたので、わずか2週間くらいで15%も下落するというビックリな展開。
将来的な事も含めての投資でしょうけれど、みんな「儲ける事」を前提に投資を始められていると思うので15%も減っちゃったらそりゃビックリの展開ですよね。
私の現場で良く話す大工さんが、新NISA始まった頃に「これからは投資だ~!年間360万を5年間フルに入れればいいんでしょ?すぐやる!」なんて言っていたのを思い出しました。6月頃に会った時には「結構増えてる~」なんて言っていました。
今回の下落でおそらくは大きな損失(実際は損失では無く元に戻っただけ)というのはあるでしょうけれど、儲かっている所から下落すると元々の金額に戻っただけでも物凄く多くの損失を抱えたような気になっちゃうと思います。
さらには日本人ってここ30年ほぼ利上げの経験が無い状況での日銀の利上げという未知と言っていい出来事。警戒してとりあえずポジションを引き上げる人や、これまでプラスだったのがマイナスになってビビッてポジション解消という人も多いようです。
特に新NISAから始めた方に関しては初めての下落局面。「儲からないじゃん。もうヤダ~」って人が出てきていてもおかしくない感じですね。
中長期的に見ている人はそのままって方も多いんでしょうけど。
日本は利上げ・海外は利下げという方向性の違いが顕著に出る場面ではありますが、15%くらいであればまだ調整と言ってもいいくらいかな?と私は考えています。
むしろ直近での安い金額で買えるチャンスが来たかも?くらいに考えているんですけどね。
ただ心配な事もありまして、アメリカの景況感が下がっていたり失業率が上がっていたり、平均時給の伸びが鈍化したりと先行きとしては利下げペースが加速するかも?という警戒感。アメリカ経済が鈍化するという事は世界的な景気の減速が見込まれます。
そうなると日本の景気にも影響を与えますし、株も下がっちゃう可能性があります。利下げとなればアメリカ株には好影響もあるかもしれませんけど、景気減速で総合的に株安となるかもしれません。そうなるとパニック売りになってきてもおかしくないのかな?
数年前まで言われていた「有事の円買い」という言葉はいつの間にか「有事のドル買い」になっていましたが、数年ぶりに「有事の円買い」という言葉が復活しそうな展開になってきました。
FXではスワップ的にドル売り円買いすると、毎日マイナスになっていくので出来ればやりたくないところですが売りで入っていくのが当面は戦略になりそうですね。
とはいえ現状147円台。145円くらい以下はなかなか見えにくいと考えているのと、なんと言ってもドルの方が金利がはるかに高いという状況は続きますのでどこで仕込んだらいいかな~って悩むところ。
それよりはいつでも株が買えるように余力を残していくのが正解なんでしょうね・・・。
投資って難しいね~。