人口の減少による現場数の減少や、値上りによる買い控え・建設控えなどもあり、人手不足を補えるだけの減少幅になるんじゃない?って言われていましたけど、物件数の減少を上回るペースで職人さんの減少の方が進んできている印象があります。
コロナ禍で物件減・物価高で物件減と仕事量が減っている状況が続いていたので分かりにくかったですし、3月までは2024年問題の開始前でそんなに分からない状態でした。
実際、この春からかなり大半の現場が土日休場とするようになり、前工程も減った週1日分が大きく影響して現在では8日分くらいの遅れが表面に見えてくるようになりました。
実際職人さんは土日に動ける現場を探して抜けるようになり、月曜日にすんなりと戻ってこれない事もあるようで、実際の遅れはもっとひどいかもしれません。
私の所でも、1月前に聞いていた工程表から乗り込みが1週間以上遅れているという現場もチラホラ。
前工程が遅れた分、後ろの工程が延びれば問題無いですが、契約工期には間に合わせないといけない、土日は出ちゃダメ。終いには「職人増やせばいい」なんて言い出す始末。職人さんを物のように集めればいいなんて言う監督がいる現場とはちょっと距離を置こうかと思うとこですし、そういった現場に関してはどこの会社も近寄らなくなってくるので一旦突き放しても良さそうですね。
そんな状態で、各地の遅れている現場が職人さんを集めまくる状態が発生していますし、減ったとはいえ仕事をこなさないといけないので少ない小規模現場も頻繁に動いて職人さんの取り合いに参加しています。
さらによく聞いていると、年配の職人さんの引退や亡くなられたというのがかなり増えてきた印象があります。職人さんが多数必要な現場が増えているのにその職人さんの実数は減っている。
こなさないといけない現場数の減少よりも増して職人さんが減っているのが顕現化している感じですね。
昔から前工程には優しい・仕上げ工程には厳しい監督が多い印象ですが、そろそろ前工程からきちんとできない監督が淘汰されていくように仕上げ業者の逆襲していく頃合いかと思います。
なかなか難しい時代になってきましたね。