寝る時はYouTube垂れ流しの事が多いのですが、朝起きると1年ほど前のものではありましたがこの動画が流れていました。
労働者側ばかり保護される政策が進む余に会社側が大変な昨今。ブラック企業が取り沙汰されるばかりでブラック労働者について語られることは少ないですよね。
個人が所属先の会社や団体をネット上で悪口いう事は出来ますし、余程悪質な書き込みで無い限りは法律的にも罰せられることは少ないです。
一方企業側が問題のある個人についての書き込みをする方に関しては、各ハラスメント関連法や個人情報保護法などで出来ない形になっていますし、個人からの通報ですぐに罰せられます。
そういった事があるので今回の志願者さんは「採用の時点でブラック人材の可能性がある人を極力避けたい」という思いで今回のプランを発案されていました。
中身では岩井主宰が言われている「みんなが退社時点で一緒に退社し、誰もいなくなった後に再び会社に来て仕事をしていた」という方の紹介をされていました。
ここで「私はブラック人材?」という話になります。
現状会社との関係性は良好で、労働基準監督署の方に出向いて訴えたり、会社に対して何かしようと思っていないので問題となっていないのですが、退社後に会社に戻ったり・休日にコッソリ会社に行って仕事していたり・勤務時間外で自宅に居ても電話対応というものが必要であったりと、法規的に見ると【労働】とされることをしています。
会社の方から見ると、労働時間外に電話の電源を切っておけばいい・休みの時まで出てきて仕事しなくていい。ということになりますが、お客さんや職人さんからすると、「用があって電話している・早く見積りもらえると早く出せる・確認したいことがある」など、業務時間外であっても連絡取れるという事は相手に対しての信頼に繋がる部分もありますし、早く対応してあげることによって顧客満足にも繋がります。
私自身はこの会社の指示でもなく自分でコッソリ出ている時間に対しては時間外を要求しているわけでもありませんし、お客さんに対して良かれと思ってやっている事ですが、労働基準監督署が検査に入るとアウトかもしれません。会社としては指示もしていない労働を勝手にして改善命令だされるというのも不本意だと思いますし、勝手にやった労働に対しても賃金を払うように指示される事でしょう。
現在の労働基準法では「労働者」である限りは、いくら良かれと思って自身の考えでやったとしても、時間外などの労働に対してはどうあっても「労働」とみなされます。過去にタイムカード無しや帰ったことにしてその後も働かせるブラック企業があったことが原因となっています。
しかし私としては先程書いたようなお客さんからの信頼感や職人さんたちがスムーズに仕事をこなす為の自己犠牲は厭いませんし、実際そこが要因となって仕事がたくさん舞い込むような状況となっている事もあるでしょう。Win-Winとなっている状況でも本質的には所属企業がWinにならないという事です。
そうなると企業から見た私はブラック人材という事になりますよね。実際経営面から考えると、勝手にタダで動いてくれるという意味ではWinかもしれませんけど。
そして現状関係良好といいましたけど、関係悪化した際には証拠を揃えて労働基準監督署に駆け込まれると即アウトという爆弾を抱えているような状況でしょうかね?(実際にはそういった証拠も持っていませんけど、定時で終わっている一番利益のある別社員と比較しても多い事を考えると、別時間で動いてないと出来ないという風に説明すると理解を得やすいかも)
今回の動画の中での話は私のような形というよりはホントに他の社員にも悪影響を及ぼし、会社にも損失しか出さないような意味でのブラック人材ということにはなるのでしょうけど、こういった事象もあるんだという事例紹介でした。
おまけですが、林社長の言われていた「労働時間中でも抜けて病院行ったりする」という労働者ですが、建設業は意外と多いのではないかと思います。
現場職員も営業職もある程度会社を出た後の時間的采配は個人にゆだねられる場合が多いと思います。自身の都合だけでは交通状況は合いませんので遅れたり早く着いたりもあるので、隙間時間に病院行ったりといった事を自分采配する人もいるでしょう。
近年ではGPSで行動管理まで完全にされる企業もあるので、そういったところでは難しいと思いますが、まだまだ属人性の高い建設業ではGPSを使うというとこまで厳しい制限を課しているのは最大手の会社くらいかもしれませんね。
会社も守って欲しいし、個人も守って欲しい。けどある程度の自由は残したいけど法律などで縛られると自由は消えるという、なんとも難しい事に対して議論される動画でしたけど、私自身は引退するまで今のスタンスで仕事が出来るのが一番やりがいになりそうなので難しい話題でしたね。
これを見られた方それぞれが「働き方・労働・雇用」などの「企業と人」という部分に考えるきっかけになって欲しいですね。センシティブな内容でしたので上手く話すことが出来ませんでした。後編はリンク貼ってませんが、概要欄にあるので気になる方は見てみてください。