「今では無い」といういい方はちょっと誇張になりますし、どちらかというと学生さん向けの案内になります。就職して今の働き方の中で必要な資格があればそれは「今でしょ」という事になります。
今回は親戚の子の話になるんですけれど、将来は大工さんになりたいそうなんです。というかもう高校3年なんで工業系の大学進学を目指して勉強しているというので、それ自体は問題ありません。強いて言うなら大工さんの修行期間が早くからできる方が実力は付きますし、早く稼げることで生涯収入が上がる可能性があります。
普通の会社員なんかは大卒の方が基本的に給料が高くなり生涯収支は高卒よりは大卒って言われますけど、職人さんの世界では実質身体が資本なので、中卒から現場に出ている方が生涯収入が高い傾向にあります。大卒のタイミングでは7年下積み出来てるので大学生が丁稚の頃には一人前になってますからね。
但し、これから先の未来を予想すると現場での「職人」ということしか出来ないとちょっと不安。というのも3Dプリンターの住宅も実用化に向けて着々と進んでいますし、建設業の人手不足と言ってもまだ大工さんは人気がある方で若い人も姿が見えます。その若い人でも高校行かずに始めている人も多いので競合が強いという事になりますよね。
そんな中で大卒で勝負する為に「建築士」の資格取得を目指していけば、まだ資格での潰しが利く働き方が出来ますし、「施工管理技士」の1次試験は受けれるのでそちらも目指せば建設業での生きていく道はありそうな気がします。
でもこの資格たち。早くから現場に出て実務経験を積んでから勉強しても十分取れたりするんですよね。もちろん実務経験を積んでから仕事と並行しながら勉強するのは大変だったりします。
なのでせっかく大学行くなら取れる資格全部取っておいた方が将来的な保険にはなりますね。ある程度の基礎知識と人柄さえあれば大抵の仕事は潰しが効きますけど。
ただ、医師や看護師などの仕事は無くなりませんし、全国での転職が出来ます。こういった資格を取るような場合には、取れる資格を全部とは言わず一直線に向かった方が良いですね。
医師免許持って建築士の資格を取ったりしたいなんて人はまーほとんどいませんし、持っていても活用の場が無いですもんね。
自身が将来向かうであろう道が決まっていたら、ある程度関連のある資格に絞って取得していきたいですし、実は成ってから取れる資格。もっと言えば関連の資格であれば会社に所属してから取りたいと言えば会社費用で取らせてくれる会社も多いです。
私の場合でも建築士・施工管理技士・インテリアコーディネーター辺りは取らせてもらえますし、経理系の数字に通用する簿記などの資格もOKが出そうです。他にも宅建や土地家屋調査士なんかも事業拡大の方向性を提示すれば行けるかも。
こういった事を考えると、学校に行っていないと取れない資格の職業ではない限り、実務経験で資格を積み重ねるというのもありなのかもしれませんね。
また、取っていても給料のアップにつながらない資格もあったりしますし、自分の未来にどの資格が必要かはしっかり吟味しておく必要がありますね。
身内であるからこそ、こういった話をしてあげてはいますが、逆に学歴自体を付けておいて欲しいとも思うし悩ましいところですね。
あと一つ・・・書きたいことがあったんですが、頭から消えてっちゃいました。思いだしたらここの記事書き直して案内します。思いだせるかな💦
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