ブログでも度々似たような事は書いているのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、この1年間。今まで以上に収入を上げる為にと社内での取り組み・対外的な商談・売り上げ・利益のアップ・後輩の指導などを受け持っていく事で次への給料交渉へ準備していました。
あまりにも受け入れられない様であれば、退職・独立という事も視野に入れ活動していたところですが、毎年8月に入るとお盆までの期間でいつも9月以降の賃金の取り決めが行われます。
ちょうど今日は日曜日という事でお休みの時間を利用して、同業や他業の給与事情も調査して交渉に臨みたいと思いました。
しかしここで大問題。沢山の企業や規模・業種・性別・年齢・勤続年数・学歴などの諸条件ですべて違います。自分の条件にマッチする平均とか中央値とかを探し出すのが困難極まりない。
しかも、平均には出来る人・やってる人、普通の人、出来ない人・やらない人なども一緒に考えますし、社内序列まで考慮すると検索で合う条件の資料を見つけれませんね。
なのでワードプレス内のAI機能に【最終学歴高卒の40代男性で中小企業に正社員として勤務していますが、全国平均的な年収を考慮するとどのくらいの金額を要求するのが妥当でしょうか?】という質問で返答を貰えないか聞いてみました。↓以下AI↓
中小企業における年収は、様々な要素に影響を受けるため、一概には言えません。しかしながら、一般的な指標として、中小企業の正社員の年収は、平均的な年収と比べて低めとされています。
例えば、全国平均の年収が約400万円程度であるとすると、中小企業における同様の年齢層の平均年収は、若干低めの300万円から350万円程度と考えられます。
ただし、この数字は個々の条件や業界によって異なる場合がありますので、ご自身の経験、スキル、業績なども考慮しながら、具体的な金額を要望するか検討することをお勧めします。
また、他の同業や他業の年収事情を調査し、業界の平均年収や同じ立場の方々の収入レベルを把握することも重要です。これによって、自身の要求額が相応しいかどうか判断できます。
最後に、給与交渉は企業や個人との間での個別の話し合いであり、公平な評価を受けるべきです。公正な評価を求めつつ、自身の経験やスキルを適切にアピールすることが大切です。
↑以上がAIの返答でした↑それを調べたくて聞いたのですがまともな返答にはなりませんでしたね。
一般的に全世代の中央値が450万程度と言われていたと記憶しています。人口比率で考えた時に私より下の世代よりも上の世代の人数の方が多い事を考慮すると、私の世代の平均はもうちょっと下だったりするかもしれません。
とりあえず450万だったとしましょう。あっ!これまででも平均よりは貰っているのでどうしよう。中小企業で平均以上出してたら頑張ってるでしょ!って言われそう。
よし!自分に掛かる諸費用から逆算することにしましょう。
車の購入・・・約5年に1度、約200万円の車=40万/年
車の維持・修理費・車検・保険・・・30万/年(大きな事故をしたら×)
車の燃料費・・・最大年5万キロと想定、値上りも踏まえ180円/㍑、燃費は15km/㍑=60万/年
高速料金等・・・月5万くらいだと思うので、60万/年
車だけで年間に190万程度かかるそうです。一応キリ良く200万としておきましょう。
事務所運営にも費用が掛かります。私一人で分担するわけではないので、社内の人数で等分で考えると車同等の200万くらいはかかるかもしれませんね。
パソコン買い換えたり、備品の方にもお金が掛かります。とはいえ一人50万も見ておけば十分でしょう。
ここまでで総額450万。
ここからは人間に関わる部分になりますね。
まず事務処理・経理処理をしてくれる人の分。社内での私の事務処理・経理処理の負担率は30%程度と推測(業務量から)もらうのは私と同額と想定して2人で60%
アフター工事などを回る外注ではない社員もいます。これも30%程度と考えると、経理分と合わせて90%。分かりやすく100%として、私の貰う給与の同額は社内での他者に必要という事になります。
社長の給料もある程度稼いであげないといけないでしょうし、予期せぬ事態もあり得ますので、その他でさらに100%は必要。
先程の平均が450万で考えると、450万×4(車・他者・社長・自分)で1800万は必要と言う事になります。さらに450万だったら社会保険料の会社負担額が30万強ありますので約1900万といったところでしょうか。
そう考えるとこれまでも結構もらっていたんですかね。
この計算で700万貰おうとすると・・・2550万の利益をださないといけないですね。利益が多めに見て20%取れるとすると1億2750万円の売り上げ。
建設業、しかも内装業に限って言えばなかなか達成するには大変な金額になります。多めに見て20%なので、そこまで取れない事を考えると1億5000万くらいの売り上げが必要かもしれませんね。
1億5000万と言えば、大型のマンション5棟やっても行かないかもしれないという規模感。新築住宅だと300棟以上必要です。高い物ばかり使ってもらえればそうでもないですけどね。
営業として数字が細かく見えている分、営業職以外の業務の人のように言いずらい部分があります。逆を言えば売れば売っただけ、儲ければ儲けただけ賃金に反映するように交渉する武器があるという事にもなりますけどね。
今年の目標は100万給与アップの目標としていましたが、こんなことを考えていると月5万、年間60万アップの600万強あたりが落としどころかもしれませんね。
来年それ以上にやった実績を引っ提げ700万が見えるところの交渉を出来れば、独立するリスクも取らず、中小企業でもまーマシかな?と思える水準で働けそうです。
さて、どうなる事やら。お盆頃には結果報告出来るかもしれません。


