最近のサイバー攻撃や不正ログイン、個人情報流出などのトラブルニュースが尽きないじゃないですか・・・。
私自身も最近こういった話題を何度か記事にしていますが、情報を守ることの難しさを改めて感じています。
でも、そもそもサイバー攻撃なんてしなくても、個人情報って結構いろんなところに広がっているんですよね。
「漏洩」という表現には少し語弊があるのですが、自分が意識していないところで情報が共有されていることも少なくありません。
例えばスマホの契約。
私はdocomoを利用しているのですが、契約や機種変更の際に、NTTグループ内の関連事業などへの情報共有について同意する書類にサインしたような記憶があります。
もちろん、具体的にどこまで情報が共有されているのか、今となっては覚えていません。
ただ、こういった情報共有の仕組みもあるわけですから、自分の情報がどこでどのように利用されているのか、完全に把握するのは難しいですよね。
そして、普段から困っているのが「知らない電話番号からの着信」。
これが結構あるんですよ。
もちろん、先ほどの情報共有が原因だと断定できるわけではありませんけど、どこから番号を知ったのか分からない電話って少なくありません。
知らない電話番号には出ない!
私の場合、会社の携帯電話と個人の携帯電話では対応がまったく違います。
会社の携帯電話であれば、知らない番号でも基本的には出ますし、出られなかった場合には折り返すことも多いです。
仕事柄、初めて連絡を取る職人さんや取引先、現場関係者などから電話が掛かってくることもありますからね。
ところが個人の携帯電話では正反対。
知らない番号からの電話には基本的に出ません。
昔と違って、最近では電話帳に登録していない番号でも発信元の会社名などが表示されることがあります。
その表示を見て必要そうな電話であれば出ることもありますが、基本的にはスルー。
だって、知らない番号から掛かってくる電話って、ほとんど用事のない営業電話だったりするんですもん。
わざわざ出る必要もありませんよね。
そして、これはメールでも同じです。
未読メールが9999件・・・
皆さんは普段、届いたメールをどのくらい確認していますか?
私は正直なところ、ほとんど確認していません。
Gmailもドコモメールも、未読メールの表示は「9999件」。
もはや何件届いているのかすら分からない状態です。
もちろん、必要なメールが届くことが分かっている場合には確認します。
ただ、普段から大量に届く広告メールや迷惑メール、差出人の分からないメールなどは基本的に開きません。
これって、セキュリティ対策としては間違っていないと思うんですよ。
世間でも「不審なメールは開かない」「怪しいリンクはクリックしない」「知らない相手からの連絡には注意する」といったことが推奨されています。
私自身も、それを実践してきたつもりでした。
ところが最近、ふと重大なことに気が付いたんです。
「あれ?本当に危険な時の連絡も無視してるんじゃない?」
銀行やカード会社からの緊急連絡は?
例えば、クレジットカードの不正利用。
最近ではカード会社側で不審な利用を検知すると、一時的に利用を停止したり、本人に確認の連絡を入れたりする仕組みがあります。
銀行でも、不正送金や不審な取引を検知した場合に、利用者へ確認の連絡をすることがあります。
こういった仕組みがあるのは非常にありがたいことですよね。
でも・・・。
その連絡、私って気が付けるんでしょうか?
知らない番号から電話が掛かってきても出ません。
メールが届いても、普段からほとんど確認していません。
SMSで連絡が届いたとしても、最近は偽の宅配通知や金融機関を装った詐欺メッセージが多いので、簡単には信用できません。
つまり、銀行やカード会社が本当に危険を知らせようとしてくれていても、私自身がその連絡を全部無視してしまう可能性があるんです。
これって、結構怖くないですか?
不正利用を防ぐための仕組みが用意されていても、肝心の本人が気が付かなければ、その仕組みを十分に活用できません。
もちろん、カード会社などが不正を検知して自動的に利用を停止してくれる場合もあるでしょう。
それでも、本人確認が必要な場面や、早急に対応した方がよい場面はあるはずです。
そう考えると、今まで自分がやってきた安全対策って、本当に安全だったんでしょうか?
もしかしたら、今までも連絡があった?
幸いなことに、私はこれまで銀行口座やクレジットカードの不正利用で大きな被害に遭った記憶はありません。
明らかにおかしなカード利用があったとか、銀行残高が不自然に減っていたとか、そういった経験もありません。
ですので、今のところ大丈夫だったんだと思います。
ただ・・・。
「本当に何もなかった」と言い切れるのか?
ここがちょっと気になるところ。
もしかしたら、過去に不審な利用を検知したカード会社から連絡が来ていたかもしれません。
銀行から何らかの確認メールが届いていた可能性だってあります。
もちろん、実際にそんな連絡があったという根拠はありません。
でも、そもそも確認していないんですから、可能性がゼロとも言い切れないんですよね。
今まで何も問題が起きなかったから大丈夫。
そう考えていた自分の安全対策に、ちょっと疑問を感じるようになりました。
セキュリティ対策が逆効果になる?
ここで難しいのが、だからといって知らない電話に全部出るとか、届いたメールを全部開くというわけにもいかないことです。
むしろ、そんなことをしたら詐欺や迷惑電話に引っ掛かる危険性が高くなってしまいます。
最近では、銀行やカード会社を装ったメールも本物と見分けがつかないくらい精巧になっています。
電話だって、発信元の番号表示だけで本物だと判断できるとは限りません。
「不正利用の疑いがあります。至急こちらに連絡してください」
なんてメールが届いても、それ自体が詐欺かもしれないんです。
かといって、全部無視してしまえば本当の緊急連絡にも気が付けない。
信用すると危険。信用しなくても危険。
なんだか、ものすごく面倒な世の中になってしまいましたね・・・。
では、どうしたらいいのか?
いろいろ考えてみたのですが、結局は「連絡そのものを信用する必要はないけど、連絡があった事実は確認する」という方法になるのかなと思います。
例えば銀行から不正利用を知らせるメールが届いた場合。
メールに書かれているリンクを開いたり、記載された電話番号に掛けたりするのではなく、自分が普段利用している銀行の公式アプリや、あらかじめ確認してある公式窓口から状況を確認する。
カード会社でも同様です。
これなら、仮に届いたメールが偽物だったとしても、そこから直接詐欺サイトに誘導される危険性を減らせます。
ただ、問題はその前段階。
そもそも連絡が届いていることに気が付かなければ、確認しようとも思わないんですよね。
私の場合、まずはここを改善しなければいけないようです。
本当に危険な時だけ教えてくれないかな~?
個人的には、銀行やカード会社などの重要な連絡については、もっと分かりやすく通知される仕組みが欲しいところです。
例えば、あらかじめ登録してある金融機関からの重要な通知だけを、通常の迷惑メールなどとは別に確認できるようにするとか。
電話でも、着信した時点で信頼できる金融機関からの連絡だと確認できる仕組みがあればありがたいですよね。
もちろん、表示される名前や電話番号だけでは完全に信用できないという問題もあります。
それでも、公式アプリなどを通じて本人が安全に確認できる仕組みがもっと普及してくれれば、安心感はかなり違うと思います。
とはいえ、今すぐそんな便利な仕組みがすべての金融機関で利用できるわけではありません。
となれば、現実的には自分で対応するしかないんでしょうね。
とりあえず、普段利用している銀行やカード会社の公式アプリで通知設定を確認すること。
そして、たまには利用明細や口座の動きを確認すること。
このあたりから始めてみようと思います。
これまで私は、知らない電話に出ないことや、不審なメールを開かないことが安全対策だと思っていました。
もちろん、それ自体は今でも大切なことだと思います。
でも、今回気が付いたのは、
「危険な情報を遮断すること」と「危険が発生したことを知ること」は別の話だということ。
セキュリティを気にし過ぎて、本当に危険な時に何も気が付けない。
そんな本末転倒なことにならないようにしたいものです。
それにしても・・・。
未読メール9999件って、いったいどこから整理したらいいんでしょうね・・・💦