日中の暑さは相変わらずです。
外へ出れば強い日差しが照りつけ、少し動いただけで汗が噴き出してきます。今年の夏も「暑い」が挨拶代わりになってしまいました。
それでも、朝晩には少しずつ変化が出てきた気がしませんか?
6月21日の夏至を過ぎてから、昼の長さは少しずつ短くなっています。今では夏至の頃と比べると、朝も夕方もおよそ30分ほど日が短くなりました。
ワールドカップをきっかけに早起きしようと思っていたものの、結局日の出の時間にはまだ起きられていないので、朝の変化はあまり実感できません。
その代わり、仕事終わりには季節の移ろいを感じます。
以前なら会社を出てもまだ昼間のように明るかった時間帯が、最近では「あ、日が傾いてきたな」と思うようになりました。夕焼けを見る機会も少し増えてきた気がします。
そして、私が一番「夏が少し動き始めたな」と感じるのは、水温です。
毎朝顔を洗う時、水道から出てくる水がほんの少しだけ冷たくなりました。
ほんの数日前まで気持ちいいと感じていた水が、「あれ?少し冷たいな」と思う瞬間があります。
シャワーも同じです。
真夏のピークは水だけで十分気持ち良かったのに、最近は少しだけ給湯して温度を上げるようになりました。
気温はまだまだ高いのに、水は少しずつ季節の変化を教えてくれています。
そういえば、家に帰ってエアコンをつけた時も、部屋が冷えるまでの時間が少しだけ早くなったような気がします。
昔はエアコンを使わず、窓を開けて寝ていたので、夜風や虫の声、空気の匂いで季節の変化を自然と感じていました。
でも今ではエアコンの効いた部屋で過ごす時間が増え、昔とは季節を感じるポイントも変わってきました。
だからこそ、水温や日暮れの早さのような小さな変化が、妙に印象に残ります。
まだまだ猛暑日は続くでしょうし、「夏が終わった」と言えるのはもう少し先です。
それでも、自然はちゃんと次の季節へ向かって進んでいます。
意識しなければ見過ごしてしまうほど小さな変化ですが、そんな小さなサインを見つけると、「もう少し頑張れば秋が来る」と少しだけ前向きな気持ちになります。
季節を一気にワープすることはできません。
だからこそ、夕暮れが少し早くなったこと、水が少し冷たくなったこと、そんな小さな変化を楽しみながら、暑さの終点が近づいてくるのをゆっくり待ちたいと思います。