待ちに待っ……ていたわけではないんですが、今日からJリーグが開幕しました。
今シーズンからは欧州の主要リーグに合わせる形で、春開幕ではなく夏開幕へと大きくスケジュール変更。さらに今年はワールドカップが開催された年ということもあり、日本全体が例年以上にサッカーへ注目しているタイミングでもあります。
私も仕事を終えて帰宅し、夕食を済ませて何気なくテレビをつけると、ちょうど鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの開幕戦が地上波で中継されていました。
その瞬間、まず思ったのが
「Jリーグを地上波で見るのって何年ぶりだろう?」
ということでした。
見始めた時にはすでに後半15分を過ぎ、スコアは1-3。
しかも選手が足をつり始めていて、「前半からかなり激しい試合だったんだろうな」とすぐに伝わってきました。
この暑さの中での開幕戦ですから、ペース配分も難しかったでしょうし、開幕独特の気合いも入っていたのでしょう。
つい一か月前までワールドカップを見続けていた影響もあってか、どうしても比較しながら見てしまいます。
パスのスピードや精度、判断の速さなど、やはり世界最高峰との差は感じました。
ただ、それ以上に印象に残ったのはスタミナ面です。
ワールドカップでも120分近い試合になることがありますが、試合中に足をつって動けなくなる選手は意外と少ない印象があります。
もちろんレベルが高いからというだけではなく、コンディション調整や水分補給、筋肉のケアなど、一流選手たちはそのあたりまで含めてトップレベルなのでしょう。
技術だけではなく、「最後まで戦い抜く身体づくり」も世界トップクラスなんだろうなと改めて感じました。
一方、この開幕戦では両チームとも足をつる選手が続出。
特に終盤にはマリノスの選手が同時に3人近く動けなくなる場面までありました。
しかも、その時点ではアントラーズがビハインド。
つっていても倒れ込まず、無理やり身体を動かして走り続ける姿には、「何としても追いつきたい」という気持ちが伝わってきます。
そして終盤に1点を返して2-3。
さらにVARや治療による中断も重なり、アディショナルタイムはなんと11分。
ワールドカップでも話題になった長いアディショナルタイムですが、この試合でもそれ以上の熱戦となりました。
しかも、そのアディショナルタイム中にさらに2ゴール。
結果的には後半だけで1時間を超えるような超ロングゲームとなり、見ているこちらも思わず引き込まれてしまいました。
ワールドカップほどのプレーレベルではないかもしれません。
それでも、一つ一つのプレーに気持ちが乗っていることは十分伝わってきます。
「勝ちたい」
「この開幕戦だけは落としたくない」
そんな思いが画面越しにも感じられる試合でした。
そして何より驚いたのは、この試合には6万人を超える観客が国立競技場へ集まり、Jリーグ開幕戦として過去最多の入場者数を記録したことです。
スタジアムの雰囲気も非常に良く、「やっぱりスポーツは現地もテレビも盛り上がるものなんだな」と感じました。
今回改めて思ったのは、地上波で放送されることの価値です。
近年はDAZNなどの配信サービスが充実し、見ようと思えばほとんどの試合を見ることができます。
私もワールドカップをきっかけにDAZNへ加入したので、そのままJリーグも楽しめます。
でも、偶然テレビをつけたら試合をやっていた。
だから何となく見始めた。
この”偶然の出会い”は、地上波だからこそ生まれるものだと思うんです。
実際、私自身も今日はその偶然がなければ見ていませんでした。
これはサッカーだけではありません。
バレーボールも日本代表戦は毎回のように放送され、大きな人気になっています。
でも、Vリーグになると放送される機会は一気に少なくなります。
プロ野球も昔は毎日のようにゴールデンタイムで中継されていましたが、今ではかなり減りました。
もちろん放送枠や視聴率など難しい事情はあるのでしょう。
それでも、スポーツに触れる機会が減れば、新しいファンが増えるきっかけも減ってしまいます。
例えば曜日ごとに、
「今日はサッカーの日」
「今日はバレーの日」
「今日はバスケットの日」
そんな形で国内リーグを気軽に見られる時間があれば、競技人口やファン層ももっと広がるのではないでしょうか。
世界最高峰の大会は確かに特別です。
でも、その熱が冷めないうちに国内リーグへ興味を持ってもらう流れができれば、日本のスポーツ全体がもっと盛り上がるはずです。
今日は久しぶりにJリーグを地上波で見て、そんなことを感じました。
ワールドカップが終わってもサッカーシーズンは続きます。
せっかくDAZNにも加入していますし、今年はJリーグも例年以上に楽しみながら追いかけてみようと思います。
そしてサッカーだけでなく、バレーやバスケットなど、国内リーグにももっとスポットライトが当たるようになれば、日本のスポーツ文化はさらに面白くなるのではないでしょうか。