年金投資と同じやり方がしたいかも・・・

今日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公表した2025年度の運用実績が話題になっていました。

収益率は16.47%。収益額にして約41兆円、そのうち配当金や利息などのインカムゲインだけでも5兆円を超えるという驚くような数字です。

この数字だけを見ると「やっぱり年金ってすごい運用をしているんだな」と感じます。

一方で、GPIFの運用はここ数年だけ見て評価できるものではありません。

2001年度からの長期運用では年率4%台後半という安定した実績を積み重ねています。

途中には世界的な金融危機やコロナショックなどで大きく資産が減少した時期もありました。そのたびに「年金がなくなる」「年金運用は失敗だ」とニュースやSNSで大騒ぎになっていたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

しかし結果だけを見ると、長期で積み上げてきた運用がしっかり成果につながっていることが分かります。

改めて「長期投資って大切なんだな」と感じさせられる結果でした。

もちろん、長期投資だから必ず利益が出るという保証はありません。

短期的には大きく値下がりすることもありますし、買ったタイミングによっては数年間マイナスが続くことも十分あり得ます。

特に新NISAが始まって以降、多くの人が株式投資を始めましたが、日本株も世界株も歴史的に見れば比較的高い水準にあります。

もし今後、大きな調整局面が来れば、評価額がマイナスになる人も少なくないでしょう。

日本ではバブル期の最高値を更新するまで非常に長い年月が掛かりました。

もちろん現在は企業業績や世界経済、政策など当時とは状況が違いますので、同じような値動きになるとは限りません。

それでも、「高い時に買うリスク」というものは常に意識しておく必要があります。

だからこそ、毎月・毎年と一定額ずつ積み立てるドルコスト平均法には意味があります。

高い時には少なく、安い時には多く購入する形になるので、購入価格を平均化しやすくなります。

そして、私がGPIFの運用で一番参考にしたいと思うのは、実はここではありません。

「分散投資」です。

GPIFは国内株式だけではなく海外株式にも投資し、さらに国内債券や海外債券など、複数の資産に分散して運用しています。

株式が好調な時もあれば、債券が強い時もあります。

国内市場が伸び悩んでも海外市場がカバーしてくれることもあります。

一つに集中投資するよりも、大きな損失を避けながら長く資産を育てるという考え方が徹底されています。

個人投資家がまったく同じ運用をするのは難しいですが、「資産を分散させる」という考え方は十分参考になります。

私自身も株式だけに偏るのではなく、債券や現金なども含めて、もう少しバランスを考えた資産運用をしてみたいと思うようになりました。

派手に一攫千金を狙う投資も魅力はあります。

私もFXなど値動きの大きい投機は好きなので、その面白さはよく分かります。

ですが、将来の資産形成という視点で考えると、GPIFのように長い時間を味方につけ、分散しながらコツコツ積み上げる運用の方が、結果的には安心感があるのかもしれません。

今回の運用実績を見て、私たち40代がよく耳にする「年金は払うだけ払って、将来はもらえない」という話も、少し見方が変わりました。

もちろん制度改革や少子高齢化など課題は山積みですが、「まったくもらえない」という可能性は低いのではないかと感じます。

今後は賃上げが進めば社会保険料の納付額も増え、GPIFが運用する資金もさらに大きくなっていくでしょう。

運用益も年金制度を支える重要な柱の一つになっていくと思います。

だからこそ、制度を維持するための財源を確保しながらも、現役世代の負担が少しでも軽くなるような制度設計も、これから議論してもらえたら嬉しいですね。

今回のGPIFの運用実績を見て、「長期・積立・分散」という投資の基本は、やはり理にかなった考え方なんだと改めて実感しました。

私も派手な利益ばかり追い掛けるのではなく、将来の資産形成についてはGPIFの考え方を少し見習っていきたいと思います。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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