昨日、出張で宿泊を伴う現場だったのですが、そこで大問題に直面しました。
ビジネスホテルの宿泊費が高すぎる。
最近はネットで簡単に価格比較ができます。
当然、最安値を探しました。
しかし表示された価格は――
1泊3万円~6万円。
3連休というタイミングもあったのでしょう。
とはいえ、寝ないわけにはいきません。
会社の宿泊費基準は「1万円」
うちの会社の出張宿泊費基準は「1万円程度まで」。
多少の融通は利いて、これまでは1万2千円くらいまでは許容されてきました。
でも今回の相場はそのレベルではありません。
仮に1万5千円まで会社が出してくれたとしても、差額は全額自己負担。
3万なら1万5千円持ち出し。6万なら4万5千円持ち出し。
これはもう出張ではなく、罰ゲームです。
結局、カプセルホテルへ
仕方なく、1万円以下で泊まれるカプセルホテルに。
正直な感想は――
- 近くの部屋から爆音のイビキ
- プライバシーのなさ
- 下着一枚でウロウロできない拘束感
- 「寝るだけ」にしては割高感
昔のイメージではカプセルは5千円程度。
今は1万円近い。
“安い選択肢”ですら高い時代になっています。
問題は「物価」ではなく「制度」
物価が上がっているのは事実です。
インバウンド需要、連休価格、都市部集中…。
宿泊費が上がる理由はいくらでもあります。
問題はそこではなく、
会社の制度が30年変わっていないこと。
30年前の1万円と、今の1万円。
価値はまったく違います。
制度が据え置きのままでは、
従業員が“実質減給”状態になります。
「賃上げで対応」は実は効率が悪い
では賃上げすればいいのか?
実はこれ、会社側にとってはコストが重い。
- 社会保険料増加
- 所得税・住民税への影響
- 基本給に乗ると将来の負担も増える
一方、宿泊費制度を現実相場に合わせるだけなら、
必要な時だけの実費対応。
会社の総コストは抑えられます。
つまり――
制度改定のほうが、合理的で安い。
なぜ制度は変わらないのか?
おそらく理由はシンプル。
- 「これまで問題にならなかった」
- 「面倒だから」
- 「前例がない」
でも今は、確実に環境が変わっています。
政治の世界も、古い制度が少しずつ見直されてきています。
会社だけが昭和の基準で止まっていていいのでしょうか。
出張は“自己犠牲”ではない
出張は会社のための業務です。
そこで
- 睡眠不足
- 自己負担
- ストレス増加
が発生するなら、それは制度不備です。
従業員の我慢で回している状態は、
長期的には会社の損失になります。
価格高騰時代に必要なのは「柔軟性」
これからも価格は上がる可能性があります。
宿泊費だけでなく、
- ガソリン代
- 高速代
- 資材費
あらゆるコストが変動しています。
固定された制度では対応できません。
会社制度もアップデートの時代
物価が変わるなら制度も変わるべき。
制度を変えられないなら、
それを補完する賃上げが必要。
でも一番スマートなのは、
現実に合わせて制度を更新すること。
時代は変わっています。
古い制度のままでは、
現場はどんどん疲弊します。
会社も、政治も、
アップデートできるかどうか。
そこが生き残れるかどうかの分かれ目かもしれません。