昨日の日銀の金融政策決定会合前後の為替の動き。
皆さん、あの値動きは予想していましたか?
最近はFXで、**無理に一発を狙わず「取れるところだけをコツコツ」**というスタイルに切り替えています。
大きな理由は過去の失敗。
昔は
・損切りができない
・ズルズル保有してロスカット
・諦めて切ったらさらに逆行
と、今思えば教科書通りの負けパターンを全部やっていました。
そこで今年からは考え方を一新。
**資金は抑えて、1万ドルを回しながら「1日1,000円取れたらOK」**という超こじんまり戦法に変更しました。
結果としては意外と悪くない。
むしろ1,000円以上取れる日がほとんどです。
もちろん予想を外して負ける日もありますし、1万円損切りで数日分の利益を吹き飛ばすこともあります。
その多くが「円買いで入った時」なんですけどね。
でも昨日は、いつもと違う感覚がありました
日銀の政策決定会合の日は
「円売りしていれば勝てる」
「植田総裁の会見=円売り」
そんな空気が、もう1年近く続いていました。
これは私の意見というより、市場全体がそう認識していた状態だったと思います。
実際、今回も会合前から円売りはかなり進んでいました。
衆議院解散・総選挙の流れもあり、
「どうせまた円売りだろう」という雰囲気はかなり強かった。
ただ、会見が終わる頃、私の頭の中にはこんな材料が渦巻いていました。
- 高市総理が「選挙でも内閣は働いてまいります」と発言していたこと
- 片山財務大臣が「投機的な行き過ぎた円売りには対応する」と言及していたこと
- 片山財務大臣とアメリカのベッセント長官が為替介入について電話会談をしていたこと
- 数日前にベッセント長官が韓国ウォンの行き過ぎた動きに言及していたこと
- 過去、決定会合後の会見直後に介入が入った前例があること
- 事前に一方的な円売りが進みすぎていたこと
正直に言うと、
「これ、介入(もしくはそれに近い動き)あり得るよね?」
という考えが頭から離れませんでした。
そして、当たった。でも取れてない。
159.15円付近で、円買い・ドル売りに入ります。
すると、入った直後に一瞬で10銭ほど円高方向へ。
ここで私は、
**「1日1,000円でいい戦法」**を忠実に守り、即利確。
……その1~2分後。
一気に2円近い円高。
もちろん、あのドンピシャの底を取れるわけはありません。
それでも、少し戻したところで利確していれば1万円以上取れる場面でした。
もうね、これは完全に
**「当たってるのに、負けた気分」**です。
ルールを守ったという意味では間違っていません。
でも、大きく取れる可能性がある場面で、
小さくしか取れない作戦になっているのは事実。
「勝ちやすい相場」ほど、戦略の欠点が出る
これまでの
「円売ってれば、どこかで1,000円は取れる」
という相場環境だから成立していた戦法。
でも今回のように、
一方通行に強い牽制が入った相場では話が変わってきます。
夜中にも同様の急変がありましたが、
円売りポジションを持っていなかったので被害はなし。
ただし、利益もなし。
今回は正式な発表こそありませんが、
為替介入というより「協調によるレートチェック」だった可能性が高いと見ています。
それでも、
「円売りしとけば勝てる」という空気に、明確なブレーキがかかったのは間違いありません。
そして、一番大事な反省点
ここまで色々書いておいて何ですが、
これを“事後”で語っている時点で説得力は弱いんですよね。
事前に言っていない以上、
「後からなら何とでも言えるじゃん」
と思われても仕方ない。
今回は、自分の中では
・材料も整理できていた
・方向性もある程度見えていた
それなのに、
記事にするという行動をしていなかった。
これが一番の反省点です。
予想は、当てるためじゃなく「残すため」に言う
今後の相場感としては、
- 上は157円前後までの円安余地
- 下は152円付近までの下落余地
このくらいを想定しています。
方向感は円安寄りですが、かなり不安定な動きになりそうという印象。
だからこそ、
「思ったことは事前に出す」
「当たるか外れるかは結果論」
この姿勢を大事にしないといけないなと、昨日の値動きで痛感しました。
予感してたのに取れなかった。
予想してたのに言ってなかった。
それって結局、
やってないのと同じなんですよね。
次に同じ感覚を持った時は、
ちゃんと“先に言う”。
その上で外れたら、潔く反省する。
相場以上に、自分との戦いは難しいです。