40代も中盤に差し掛かり、最近ふとした瞬間に「自分、何も出来ていないな…」と感じることが増えました。
焦りというか、がっかり感というか、何かしなきゃという気持ちはあるのに、行動に移せないまま時間だけが過ぎていく。そんなもどかしさに包まれています。
上を見れば、同世代でも驚くほど優秀で発信力のある人たちがたくさんいます。
動画メディアやSNSで堂々と自分の考えを発信している姿を見ると、「すごいな」「あんなふうになりたいな」と思う反面、自分とのギャップにため息が出ることも。
一方で、下を見れば「この人よりはまだマシかも」と思うこともありますが、やっぱり目指す先は“上”なんですよね。
そしてもうひとつ感じるのは、“人生の多様性”の中での劣等感。
仕事では一定の成果を出していても、家庭を持ち、子どもを育てている同世代を見ると、別の意味で自分は何も築けていないと痛感します。
社会的な成功や幸福の形が多様化したとはいえ、やっぱり「家族」という形には羨ましさを感じてしまいます。
さらにこの先を考えると、現実的な不安もあります。
私たち40代中盤〜50代は、いわゆる“就職氷河期世代”。社会に出るタイミングで割を食った世代です。
このまま進めば「年金受給開始年齢の引き上げ」「介護保険料や医療費の自己負担増加」といった現実が待っています。
数年前に話題になった「老後2000万円問題」も、実際は2000万どころでは済まない気がしています。
NISAの上限が1800万になり、iDeCoや企業型DCの制度拡充が進んでいることを見れば、国としても“各自で備えよ”というメッセージがはっきりしています。
結局のところ、将来の安心は「自分で作るしかない」。
けれど、その“自分づくり”に向けたモチベーションが保てなくなっているのが今の正直なところです。
人との関わりも減り、AIやロボットが生活を支える時代が来るとすれば、孤独と向き合う時間はますます増えるでしょう。
そんなことばかり考えていると、どうしても「未来への不安」ばかりが膨らみます。
でも、焦ってばかりいても何も変わらない。
だからこそ今は「少しでもポジティブな要素を見つける力」を取り戻したい。
仕事でも趣味でも、何か新しいことに一歩踏み出すこと。
そして、過去の自分と比べるのではなく、「今の自分ができること」を積み重ねていくこと。
それが、40代・50代をこれから生き抜くための現実的な“希望”なんだと思います。
焦燥感の正体は「まだやれる」と信じている証拠。
そう考えると、悪くない気もしてきますね。