高いと安いの差がどんどん減っています

最近、お昼ごはんをコンビニ弁当やスーパーの弁当で済ませることが減り、どこかのお店に入って食べることが増えました。
物価高騰の影響で、どのお店も価格は確実に上がっています。
でも、よく見ると“高いものと安いものの差”がどんどん縮まってきているように感じるんです。

たとえば、500円だった弁当が700円に値上がりしたときは「高くなったなぁ」と感じるのに、1500円の定食が1700円になってもそれほど気にならない。
同じ200円の値上がりなのに、受け取り方が全然違います。
不思議なことに、値上げ額が同じでも「安い方が損した気分」になりやすいんですよね。

その結果、「どうせどっちも高いなら、ちょっといいものを食べよう」と考える人が増えています。
実際、以前なら「寿司屋は特別な日」という感覚だったのが、今では「まぁランチなら行けるか」と思えるようになってきました。
これも、高いものと安いものの価格差が縮まったからこそ起こる心理かもしれません。

この傾向は私の仕事で扱う内装材の世界でも同じです。
クロスや床材などもすべて値上がりしていますが、上級品と廉価品の差はどんどん小さくなっています。
安い材料の値上げはお客様に強く響きますが、高級品の方は「まぁそんなものか」と受け入れられやすい。
結果として「せっかくだし良い方を使おう」と選ばれることが増えています。

住宅全体でも似た構図が見られます。
建築費が全体的に上がったことで、高級住宅とローコスト住宅の価格差が縮小
「どっちも高いなら、信頼できる会社・良い仕様の方にしよう」と考える人が増えた印象です。

つまり今の市場では、単に「安くする」ことが必ずしも武器にならなくなっています。
むしろ、“少し高くても納得できる品質やサービス”を提供している方が選ばれる。
価格よりも「満足感」や「安心感」に価値を感じる人が増えているということです。

安売り競争の時代から、「適正価格で良いものを選ぶ時代」へ。
高いと安いの差がなくなってきた今だからこそ、
“安さ”ではなく“納得の質”で選ばれる商売が強くなっていくのだと思います。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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