本日、日本銀行の金融政策決定会合の結果が発表されました。
私自身の予想では「現状維持であっさり終了」だと思っていたのですが、予想に反して これまでの大規模緩和で積みあがった日銀保有の株式やETFを売却する という方針が示され、市場には少なからず動揺が見られました。
とはいえ、背景にあるのは「当面は利上げが難しい」という判断でしょう。そこで、利上げ以外に打てる手段として保有資産の売却に踏み切ったのではないかと感じます。
会見で気になった「口癖」
結果そのもの以上に、私が気になったのは会合後に行われた 植田総裁の会見 です。
慎重に言葉を選び、失言を避けようとする姿勢は理解できます。ただ、その分「えっと~」といった言葉が非常に多く、どうしても説得力が削がれてしまう印象を受けました。
もちろん、一呼吸置くために「あの~」と挟むのは悪いことではありません。ですが多用しすぎると、かえって「自信がなさそう」「内容が頭に入ってこない」と感じさせてしまいます。
話し方が持つ影響力
経営者や営業職で「この人の話は引き込まれる」「説得力がある」と思える人に共通するのは、余計な言葉を挟まないことです。
話のテンポが良く、要点が整理されているので自然と聞き手が納得できる。そういう人は信頼感を与えるのが上手いのだと思います。
ましてや日銀総裁という立場で、投資家や国民、ひいては経済全体に大きな影響を与える発言をする立場の方です。だからこそ「自信を持って、余計な言葉を減らし、しっかりと発信してほしい」と強く思いました。
まとめ
政策そのものの是非も大切ですが、発表の仕方や話し方もまた政策の一部 と言えます。
同じ内容でも、伝え方ひとつで市場の受け止め方は大きく変わります。
「あの~、えっと~、その~」が減るだけで、日本経済を担うトップの言葉はもっと力強く響くはずです。
やはり「話し方って大事だな」と、あらためて感じた一日でした。