世の中には「パワハラ」「セクハラ」など様々なハラスメントがありますが、その中のひとつに スメハラ(スメルハラスメント) があります。
先日まさにその被害に遭遇してしまい、正直言って地獄のような時間を過ごしました。
マスクすら貫通する臭い
ある会議に出席したときのこと。私はマスクをして参加していたのですが、周囲に人が集まるにつれてどんどん辛くなってきました。
- 左側からは独特な異国系の体臭。おそらく東南アジア系の香辛料や生活習慣由来のもの。私にはかなり苦手なタイプの臭いでした。
- 右側からは強烈な香水臭。本人にとってはオシャレかもしれませんが、私の好みではなく、鼻に残るタイプ。
- そして背後からは、最も耐え難いワキガ系の体臭。しかも距離は3メートルほど離れていたのに、振り向いたり人が動くたびに、マスクを突き抜けて強烈に漂ってきます。
この状態で約2時間…。次第に変な汗が出てきて、身体が熱を帯び、体調まで崩れてしまいました。
周囲への影響は深刻
臭いの感じ方には個人差があります。右側の香水は「全然気にならない」という人もいれば、左側の異国系の臭いに「むしろ好き」という人もいました。
しかし、ワキガ系の体臭だけは明らかに周囲5メートル圏内の人がみんな青ざめており、全員が被害者状態。こうなると「スメハラ」という言葉通り、周囲への迷惑そのものです。
ワキガは本人が気づきにくいとも言われますが、それが逆に問題を深刻化させています。本人に悪気がなくても、周囲にとっては耐え難いストレスになってしまうのです。
臭いへの対処はあるのか?
では、こうした場面でどう対処すればいいのでしょうか。
正直「お前クサイ!」と直接伝えるのは難しいです。相手を傷つける可能性もありますし、場の空気を壊してしまいます。
考えられる方法としては――
- 座席位置を変える:可能であれば少しでも距離を取る。
- 会場の換気:窓やドアを開けて空気を循環させる。
- 消臭スプレーの利用:直接相手にかけるのはさすがに無理ですが、会場に設置できれば多少は緩和されるかもしれません。
- 会社や組織としての対応:個人間で指摘しにくいからこそ、組織として「スメハラ対策」の啓蒙を進める必要があります。
とはいえ、現実的には「我慢して時間が過ぎるのを待つ」しかない場面も多いのが実情。私も今回はただひたすら耐え抜くしかありませんでした。
まとめ
臭いは目に見えないからこそ厄介で、本人には無自覚なことも多い。
しかし一度「マスクをも貫通する臭い地獄」に巻き込まれると、集中力や体調まで奪われてしまいます。これこそまさに スメルハラスメント。
社会全体で「臭いもハラスメントの一種」という意識を持ち、少しでも快適に過ごせる環境づくりが必要だと痛感しました。