世間でも話題になりましたし、私も話題として取り上げていた参議院選挙が終わりました。注目していた「国民民主党」「チームみらい」「再生の道」についてはそれぞれコメントを書いてみようと思います。
まず「国民民主党」。改選議席4から4倍増の16議席あれば非改選の5議席と合わせて21議席になり予算を伴う法案提出出来る!という目標でしたが、昨秋の衆議院選挙から引き続きでしっかりと形になり、17議席を獲得していました。
衆参とも、与党の過半数不足分を埋めるのにちょうどいい議席数になっているので、引き続き国民と維新でキャスティングボートを掴む塩梅を競っていく感じになりそうです。
そして「チームみらい」。こちらは代表の安野貴博さんが1議席確保することに成功。政党要件である直近の国政選挙での得票率2%も達成し、国政政党として政党助成金を貰えるポジションを獲得。
安野さんの予定ではこの政党助成金を使ってAIなどのデジタル技術を使った新しい仕組みを作るメンバーを集める費用として使うと言われていました。これまでにない新しい政治の形を見せてくれそうですね。
結果を残せなかったのが「再生の道」。代表は全国的に知名度のある石丸伸二さんとはいえ、実際に立候補している10人がみんな新人という状況。ギリギリ1議席あれば・・・という状況でしたが、残念な結果となりました。
多くのメディアが他党と変な比較をして数字としての結果を残せなかった事を責めるような風潮があるので、そこら辺を一通りフォローするような事を書いてみます。
まず一番言われているのが「新勢力としてのチームみらいは議席取れたのに、同じ新勢力の再生の道は議席取れませんでした」という意見。合わせて言われるのが「代表の安野さんが出たから議席取れた、代表の石丸さんが出ないから議席が取れない」という意見。どちらも本来の目的が違うので比較するのに違和感があります。
チームみらいでは、国政にこれまでにない技術を取り入れて欲しい・取り入れたいというAIなどを活用できる仕組みをメインテーマとして上げていました。安野さん自体が東京都政や国会に呼ばれて講義する人ですので、新しいものを入れて欲しい人たちの層に需要がありますし、テック系技術者層からも他にその分野での投票先が無いので得票が期待出来ます。人的代替えもあまり効きません。
一方再生の道では、公教育への投資というこれまでもある政策ですし、最悪既存政党の人でも訴えれば実現可能性のある政策。安野さんみたいに「この人でなければならない」という政策ではありません。ということで石丸さんが出ることが問題ではないと思います。また投票する層も「教育は大事だけど、それよりも目先の経済政策の方が優先」という人が多いと思います。経済政策が良くなったら次にねって先送りされがちな政策なのでこれまで教育予算が削減されたという背景もあるでしょうね。
チームみらいとの比較話はこんな所。他に比較で話される事が多かったのが「参政党は躍進したのに、再生の道はダメだった」という文脈。
こちらについてはそもそも比較するのが失礼なほど参政党は活動されています。地方議会にも150ほどの議席を取るほどですし、もう半分の参議院にも議席を持っており、衆議院にも議席があります。結党からの期間も5年程経っていますし、これまで積み重ねてきた実績も認知も違います。
たかだか半年くらいの政党で、且つ都議選に出馬するメンバー集めたら「優秀な人多かったから参議院選挙に出ることにした」というレベル。そこから考えると3か月も時間が無かったという事になります。
地方議会も含めて認知を獲得したり政策を訴えたりの足元を固める作業が全く無かったところから考えると「議席獲得できるかも?」と思わせるほどで、かなり健闘したと捉えるのが正解でしょうね。
石丸さんを非難するのであれば、「広く国民の政治参加を促すという方針は良いものですが、それでも立候補する人は出るからには何とかしたいと精力的に頑張っていました。その中で『本来の目的には近づいている』からこれで良かった」という風な事を言ってしまうのは、渦中の立候補した人たちにもう少し報われるようなコメントにしてあげて欲しいと感じました。
私個人的には、今回応援に回っているという話の「仲れいこ」さんに会いたかったな~ってとこでしょうか。都議選の北多摩4で再生の道から出馬された候補者さん。参院選で東京選挙区の吉田あやさんの応援でYouTubeに出ていたり、全国を比例の応援で回っているのを見ていました。「○○かられいこ」という事で各地からYouTube生放送されていましたが、近くに来られていたことがあるんですよね。30kmくらいのとこ居るから行こっかなって思いましたが、行きませんでした。今となっては行っておけば良かったな~って思ってます。
一旦選挙も終わったので政治ネタは明日書く予定の石破さんについてでしばらく空くかもしれませんが、「選挙が終わったらゴール」ではなく「選挙で選ばれた人たちがこれから何をしていくかを監視するスタートである」ということを思ってこれからの政治を引き続き見ていきたいですね。