最近、ちょっとした違和感を覚える出来事が増えました。
それは、外で現場管理や営業の仕事をしている最中に、
「今メール送ったから確認しておいて」
「FAX流したから目を通して」
…といった連絡が日中の時間帯に頻繁に来るようになったことです。
もちろん、今の時代、スマホでメールやFAXを確認することもできるし、リモートワークの普及で場所を問わずやり取りできる便利さはありがたいところ。私自身は出先で資料確認して「既読」となってしまうと通知などが消えてしまうので、出先で確認は極力控え、LINE+電話ですぐ確認しないといけないような場面以外は事務所に返ってゆっくり予定表に入れながら確認するようにしています。でも、ふと気づいたんです。
「あれ?昔は現場の人も営業の人も、もっと外に出てたよな…?」
現場にいない“現場管理”の不思議
建設業や内装業界では、「現場管理」といえばその名の通り、現場にいてこそ成立する仕事だったはずです。
天候や工程のズレに応じて判断が必要だったり、職人さんとのやり取りもその場の空気感を掴まないと難しかったり。下地が悪い!ビスが出てる!収まりがつかない!これらの8割くらいは現地でないと分からない事がありますよね。
昔は携帯もなかったので「電話しても繋がらない」なんて当たり前で、事務所に人が戻るのを夕方まで待つような感覚でした。それが今は、日中に事務所で即レスできる現場管理担当が増えている。
…どういうことなんでしょう?
営業も“座ってする仕事”に?
営業職もまた、本来はお客さんの元を訪問したり、現場を一緒に確認したりして、外に出る仕事でした。
ところが最近は、「Zoomで打合せしましょう」「資料はメールで送ります」といった内勤型の営業スタイルが増えています。
もちろん、効率化・生産性向上という観点からすれば非常に合理的。でも、工事現場のように「現場を見てなんぼ」「肌感覚が大事」という業界では、ちょっと違和感を覚えるのも事実です。違和感どころか現場を理解せず決めるもんだからお客様の意向が反映されていない・反映できないような状況というのも多々あります。効率を追い求めて非効率になっている部分もあるんですよね。
働き方改革とその副作用?
この変化の背景には、やはり働き方改革や**DX(デジタルトランスフォーメーション)**の影響があると思います。
- 無駄な移動を減らす
- ペーパーレス化・クラウド化
- リモートでも進められる仕事はリモートで
こういった流れは業界全体として歓迎すべきことです。
ただ、その一方で**「現場でしか感じられないこと」や「足を運ぶから得られる関係性」**が薄れていっているようにも感じるのです。
外に出る人間として思うこと
私は今でも、現場管理や営業で日中はほとんど外を回っています。
メールも電話も確認できる体制は整えているつもりですが、それでもやはり現場では手が離せないことも多い。
そんな時に、「なんですぐ返事くれないの?」みたいな空気があると、少しだけモヤっとします。
「いや、そもそも“現場管理”や“営業”って、事務所に座ってできる仕事でしたっけ?」
そんな問いかけを、この記事を読んでくれたあなたにも投げかけてみたいのです。
現場と事務所、それぞれの役割を見直す時期かも?
働き方が変わった今だからこそ、
**「現場に出る人の立場」や「事務所で支える人の役割」**を改めて見直す時期なのかもしれません。
「どっちが正しい」「どっちが効率的」ではなく、
「現場のリアル」と「デジタルの便利さ」がうまく共存できる働き方を模索していきたいですね。
まぁ、みんなが効率を追い求めてこのような働き方をしてくれれば、その分差別化されたやり方として私のやり方が特徴として売り出せる部分にもなるかもしれませんし、忙しくはありますがこの働き方でやっていこうかと思います。