税金で運営される指定管理制度、その現実と課題とは?井口社長の事例に学ぶ

私が個人的に好きで追っかけている令和の虎の人気虎「井口社長」。今回は自身のサブチャンネルで『税金で行われる指定管理について』語っている部分がとてもいいなって思ったので紹介してみます。

普通に生活している上ではあまり縁のない「指定管理者制度」。私も石丸さんが安芸高田市長をしていた時に良く聞いていたので理解はしていましたが、まずは指定管理者制度についての説明です。

「指定管理者制度」とは、地方自治体が所有・運営する公共施設(体育館や文化ホール、公園など)の管理運営を、民間企業やNPO法人などの外部団体に委託できる制度です。これにより、施設のサービス向上や運営の効率化を図ることが目的とされています。2003年の地方自治法改正により導入され、それまで公の施設は直営か出資法人にしか任せられなかったものが、より幅広い団体に委託できるようになりました。

しかしこの制度。本来は民間の力を使って利益の出ないような事業でも利益を出せるようにした方が良いよね!って始まったのだと解釈していますが、実際の運用状況は「税金を貰って管理している事業者が利益を出すのは好ましくない」というような状況で、指定管理事業者は「適度に利益を出さない程度に抑えて運営する」というのが常態化しています。

実際、先程の安芸高田市議会の様子を見ていると、使い方の不明な怪しい費用がある上に最低限の仕事しかしてない様子が見て取れるという事で、指定管理業者から外されるなんて場面も議会の様子として出ていました。

一方この井口社長。指定管理料を貰わずに、その管理要綱も満たしながら自費で運営する事で逆に発生した利益を自身で貰えるようにされているとの事。

もちろんそんなに利益が出るような事業では無いから、行政が主導して管理し税金を投じてでも維持しているものではありますが、それを民間の力をフルに活用する事で収益事業としても成り立たせているという凄い経営者さんだと思います。

ちなみにChatGPTに調べてもらったところ、2021年時点では77000拠点ほどが指定管理者制度を利用した施設となっているようです。最新のものや総額など色々聞いてみたのですが、そこまでは調べることが出来なかったようです。

しかし今回の井口社長の木曽駒森林公園が800万弱の指定管理料と言われていました。安芸高田市のサイクリングターミナルが数百万円と言ってた記憶があります。という事は平均すると100万くらいの費用がでているのかな?という気がするんですよ。それが7万か所以上。700億くらいは軽く税金で運営されている拠点があるということです。

これらがちゃんとした経営者が運営に携わり、指定管理料が必要無く利益を生み出せる事業となってくると、利益からの税収も含めれば1000億以上の転換できるという事ですよね。

まぁ、今の政治状況から考えれば浮いた700億は別のことに回すだけでしょうし、井口社長の様にうまくやれる経営者ばかりでは無いので、残していこうとした施設が管理されずトラブルになるという事も有り得るので出来ないんでしょうけどね。

制度の理想と現実、その狭間で運用され続ける指定管理者制度。井口社長のような例はごく一部で、多くは「とりあえず回っている」だけの現状かもしれません。けれど、だからこそ、私たち一人ひとりが仕組みに目を向け、地域のあり方を考えることが求められているのかもしれません。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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