「営業」という仕事。一般的には新規の案件であったり仕事を取ってくるのが仕事の代表される部分だったはずなんです。ですが最近その風向きが変わってきた感じがするのが内装仕上げ工事の世界になりつつあります。
比較的「個人事業主」として独立しやすい印象のある内装仕上げ工事ですが、それを請け負って職人さんを采配する「なんちゃって内装屋」ということで独立することも容易な業種です。
会社に属して働いたところで賃上げもままならない事もありますし、会社員として働いていても必ず社会保険料としてかなりの金額を取られます。自分の今や将来に関わる部分のお金ではありますが、自分で選択する事も出来ないのが社会保険料。
車の保険でも、対人対物は無制限とか選べるのに対して、社会保険料は源泉徴収という形で強制的に取られる上に将来の需給水準すら決まってはいません。そういった意味では自分で・どの部分に・どのくらいの保障を掛けるか!?というのが選べる個人事業主という選択肢はアリでしょう。
そんな理由で独立する人が多く、建設業の許可を取っているという会社組織での請け負う規模の仕事、一般的には請負金額500万円を超える工事をこなせる業者というのが減っているというのが印象で、戸建て住宅規模の現場は取り合いになっていますが、大型物件の発注先というのはどんどん限られてきたという印象です。
そうなると営業の仕事というのは「断る」という部分がメインになってきます。
現場代理人となれる人も限られていれば、技術者として入れる人も限られます。見積りをするだけでも人が足りなかったりしてきています。なにより発注したり職人さんを段取りしたりが全然出来なくなってきています。
職人さんの数も減っているのでこれまで見たいな感じの工程を組まれてもこなせないし、時間を貰ったら今度は職人さんが甘えるという悪循環。
そういった意味でも大型現場を請け負うのが苦しくなっており、断るという仕事が発生しているのが現状です。
需要に対して供給が足りていない状況になってきているので、今後の狙い目がこの辺りの大型工事なのかなって思うのと同時にどの程度どのように断っていこうかというのが課題になってきます。
儲け所もあるのかなという印象なんですけど、どんどん人が減っていく建設業。これからどうなってくんでしょうかね。