昨晩のW杯サッカー最終予選。日本vsオーストラリア見られた方、結構多かったんじゃないですか?
歴史上稀に見る、というかこれまでのW杯の試合では史上初の両チームオウンゴールの得点のみでのドローという歴史的な試合だったようです。
一夜明けて本日のネットニュース。人それぞれ表示されるものが違うので何とも言えないところですが、私の表示されるページには「オウンゴールが悪い」というような記事に溢れていました。
まぁオウンゴール自体が昔の名前で言えば自殺点。失点しなければ負けないスポーツにおいて自分のゴールに入れてしまうという事は敗戦に近づくことになるので批判自体があるのは仕方が無いと言えば仕方ないのですが、そもそもプロとしてやっているようなレベルになればなるほど自分の方に入れようとは思わないし意図しないミスで起こってしまいます。
そしてオウンゴールって、自身のチームの得点であれば「とてもいいゴール」に見えるような綺麗なシュートに見えたり、狙ったコースに飛んだようなナイスゴールな見え方をするんです。
昨夜の2本のオウンゴールも、どちらも「センタリングに対してコースを狙ってすらして決めた」ものと「センタリングに対してきっちり合わせて決めた」ように見えるいいゴールなんですよね。
これまでの最終予選3戦がとても順調で、無失点で来ていたことも非難の要因になっています。10試合もする中でそりゃぁどっかで失点くらいありますよ。負けることもありますよ。あまり一つのミスに対して言うのもどうかと思います。
キーパーから見れば、相手FWとの距離があるから「落ち着いて処理しろ」と声をかけることも出来たでしょう。そもそもセンタリングが上がる事になってしまったその前のプレスにも問題があったかもしれません。チームとしての問題の結果として一人にその結果というのが顕現してしまいます。みんなの責任なんですけどね。
私も10年間DFとしてプレーしてきた経験がありますが、オウンゴールこそ無いにしても、パスミス・ディフェンスの当り方のミス・マークの受け渡しのミスなどで失点に直結したような場面なんて数え切れません。
そのワンプレーワンプレーで「なにやってんだよ!」と言われることはありますが、今みたいにネットメディアも無ければそもそも注目されるレベルでもありませんでしたので、これほどネチネチ言われることもありませんでした。
でも、結果としてオフェンス陣がそのミスも含めて取り返して点を取っていれば負けないんですよね。それでも失点しないように素晴らしいディフェンスをしたオーストラリアが褒められるべきなのかなとも思います。さらに日本もこれ以上の失点無いようにきっちり守りましたしね。
オフェンスがいくらゴール前で、ドフリーでゴール出来なくても失点はしませんが、ディフェンスの方は失点に直結するのでいつまでもウジウジ言われるのも理解できます。が、ディフェンス出身としてはオフェンスが決めてくれない事にウジウジ言いたくなりますね。
まぁ「どちらも勝とうと思ってやっている」ので、その時々の勝負は時の運でどうにでもなっちゃうのでそこまで非難しなくてもいいのじゃないかとも思うんですけどね。
ミスを責めるなとは言いませんが、次に繋がるような意味のある非難にして欲しいもんですし、その時々の対戦相手をもう少しリスペクトするような内容であっていいと思うんですけどね。