家買うなら分相応で

brunette man showing a currency exchange rate diagram

ローンの返済や月々の家賃は手取りの1/3までになるようにしようなんて昔から言われていますが、最近気にするところはそこじゃないというのを良く感じます。

というのも、賃貸に住んでいる場合の家賃はそれでもいいかもしれませんが、住宅ローンの金利が上がり始めているので、どちらかというと「いくら借り入れしているか?」の方が大事なんでは?と思うところ。

簡易の計算にはなりますが、年利3%で1000万借り入れ10年払いの場合、月々の支払は10万を切る96500円くらいになります。トータルの返済額は1160万弱になります。金利だけで160万近く余分に払わなければいけません。

同条件で年利が5%になると月々の支払は106000円程度と1万円近くアップしますし、トータルの支払いは1270万強と110万くらい利払いが増えます。

逆に借り入れは同じ金額だけど30年での払いにしたら・・・とんでもないことになります。まずは年利3%の場合。月々の支払いは42000円程度なので10年に比べたら半分以下!これなら払いやすい~なんていう人も多そうですけど、総額にすると1520万弱。家を買う為に借りたのは1000万なのに払うのは1.5倍以上になっちゃいます。

同様に年利5%になると1930万強と借り入れた金額とほぼ同額の金利を払わないといけない事になります。

実際はこんな風に単純計算では無く、最初の数年は安い金利・後半は高い金利であったり、変動金利であったり、ボーナス払いがあったり、住宅ローン控除によって税金控除があって得な部分があったりしますし、今回は分かりやすく高めの金利で差が分かりやすくしましたけど、ここまでは現状高く無いのでこんなに金利を払う必要もありません。

これよりもっと困った問題が最近見られます。特に若い世代になりますが。

寿命が長くなってきた事と、労働年数が長くなっている事もあり、50年のローンというのが増えてきているようです。

実際若年世代の手取りはそんなに高く無いですし、月々の支払額を考えると長期のローンにして月々の支払額を落とさないと家を買えないという事はあるでしょう。

実際に聞いたものでは50年ローンで5000万借り入れしたというのがありました。年利までは聞いていませんが、2%で計算しても月々の支払いは13万ちょっとという共働きでも大変な額で、しかも支払総額は8000万弱と3000万近く金利を払わないといけません。これから利上げで金利が上がって3%にでもなると1500万以上金利が増えてしまいます。月々も3万近く増える計算。

手取りの1/3計算でいると、3万も増えたら予定額を超えちゃいますよね。しかもカツカツで金額設計しているので繰り上げ返済する余力もなかなかできそうにありません。

便利ないいところに住めばそりゃ高くなりますし、新築にこだわればそりゃ高くなります。自身が満足できるポイントというのも人それぞれ。

それでも金利は上がる、物価も上がる、教育費など子供に掛かるお金も増えるとい状況下において「スタート時点でギリギリの設計をしている」という事が大きな足かせになってしまう事が考えられます。

初期の借り入れは最小限に留めて、なんだったら繰り上げ返済でサッサと返済終了してしまえる状況にしておくことで、その時に最小限で買った家を売りに出すなり貸すなりすればそちらを元手にちょっと上の家を買います。その時に物価が上がっていれば売る家も高めに売れちゃったりしますし、もし下がれば安くなりますけど次の家も安くなります。

こういった事を繰り返すと支払う金利は最小限に抑えれますし、物価変動に対してもそんなに被害がありません。

月々の金額ベースでは無く「いくら金利(余分なお金)を払わなければいけないか?」という観点からの借り入れにする方が、人生としての使えるお金が増えて有意義に感じるのは私だけでしょうかね?

もちろん「安い家ならいい」といって田舎過ぎる・古すぎる家を買ってリセール出来ないという事もあるでしょうけどね。

今の子はもう少し「金利」というところに目を向けたお買い物をした方が良いんじゃないかな~というオッサンの考えでした。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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