私のよくあるネット記事からの発展記事になります。
今日の着想は「ゴルフ場のキャンセル料」に関する記事。大雨など気象条件や友人知人の不幸などによって仕方ないキャンセルについては考慮の余地がありますが、近頃では行きたいゴルフ場の予約が取れずキャンセル待ちの間の予備で抑えるような取り方をする人が増えているそうです。
ギリギリまでキャンセル待ちでお客様をお迎え出来る側のゴルフ場は全く損失がないのでいいですけど、ギリギリでキャンセルされてその空いた枠が埋まらなかったゴルフ場の機会損失は影響は大きいですよね。
満杯で1日50組とか入れるゴルフ場であれば200人をお迎えする想定。その内の1組がキャンセルになる程度ならまだ4/200なので、その日の従業員の賃金などに影響の出るほどでは無いでしょうけれど、平日などで10組程度しかいなければ4/40で10%減。これはかなり影響ありそうですね。
ここで建設業の方の話になります。
新築住宅なんかであれば、途中で止まるという事もよほどのことが無ければありませんけど、在宅の改修工事なんかでしたらお客さんの都合で「明日の工事は休んでください」なんてことが比較的発生します。
先程のゴルフ場の件で言えば、他のお客さんが居るので多少なりとも収入はありますが、建設業ですと「その日の仕事が無くなると別の現場が無く、収入が全くない」という事が発生します。
繁忙期であれば引く手あまたで、急遽キャンセルであっても他の現場への代替えというのが可能ですので、こういった場合にはキャンセル料というのは無くても問題ありません。強いて言えば段取りする側はバタバタ大変なのでその手間くらいのもんですかね。
ですが、閑散期の職人さんの方はそうもいきません。キャンセルになった事による収入ゼロ。本来あるはずだった施工費が無くなるという機会損失はかなりのものになります。
私たち段取りする側も、職人さんの機会損失させるわけにはいかないと働きかけますが、閑散期でしたらなかなか動いても結果が伴わない事も多いです。動いた分だけ疲れて実入りが無いという、正に骨折り損のくたびれ儲けですね。
こういう時にいくらかでもキャンセル料という収入がある事によって職人さんへの被害が最小限になります。休業補償といった方が言葉としては良いのかもしれませんね。
これと同様に欲しいと思うのが、指名料になります。
キャンセル料とは逆に、閑散期であれば指名される職人さんというのは仕事が切れず、引き渡しに影響の無い範囲であれば乗り込みが遅れたりすることにも何ら問題がありません。
ですが、困るのは繁忙期。「腕が良い・人当りが良い」など指名されるには何かしら良い要因がありますが、もちろん他の人からも人気があります。
キャバクラであれば指名が入って指名料払っても別に指名が入っていれば10分ほどで別席へと行ってしまい、途中途中で帰ってきては出ていってお見送りという事で済みますが、現場の方は指名が重複すればどちらかの現場の方は諦めなければいけません。基本的には先に言われて、且つ段取りの調整が上手く行く方に指名されている方を送り出しますが、「指名料」という形でハッキリと確保して優遇される方に行けるようにするというのが職人さんに対してもメリットとして出てきます。
職人さんの待遇改善や良い職人さんと悪い職人さんの差別化を図る意味でも指名料というのは良し悪しを計る良い判断基準になるんですけどね。指名の多い職人さんは基本単価アップ。指名の無い職人さんは単価ダウンであったり引退を促すなど、施工品質維持の意味でも使えそうです。
キャンセル料にしても指名料にしてもこれまでまともに導入されていなかったものですが、これからは積極的に導入していきたいなって考えているんですけど・・・一人でやってもね~💦