建設業の、特に中小の会社って、大手の会社に比べると労働法規は基本的には守っているとしても、賃金体系が「残業・休日出勤を含む固定給」としている会社が比較的多いと感じています。
大手が手掛ける工事というのは、大型物件が中心であり個人宅を工事するようなことはかなり稀になります。
大型物件であれば期間も長めになるので前後の調整をしたり、複数人の監督さんで休みを分けながら取る事も可能。
逆に中小企業の手掛ける工事というのは個人宅の方が絶対的に多いです。個人宅の中でもリフォーム工事で多いのが水回りの工事になります。「キッチン・お風呂・トイレ」この辺りの工事となるとお客様側からも「短期間で終わらすこと」を求められることが多いです。
短期間で終わらせることに合わせて、「お客様が居る都合の良いタイミングに合わせることも必要」になってきます。
すると必然的に土日を中心とした工程を検討することになります。
「うちの会社土日休みなんで」「お客様とタイミングが合わないのでトイレを取り付けるのは1月後になります」「キッチンの撤去は金曜日。据え付けは月曜日になります」なんて言ってるとなかなか大変。
どれも生活に必需品になるので、工事するとしても早く終わらないと追加的な出費になるので早く終わらせたいですよね。
となるとどうしても会社の休みの日を含めた工程になってきます。お客様の為を思えばそれを実行する為に管理者も出勤することになります。もちろん管理者はお客様の為という大義名分の元、自己犠牲での出勤となっている会社も多いです。(ちゃんと休日や残業が明確にもらえるような形態の会社には問題ないんですけどね)
さらに小さな工事でも、それぞれ分散して工事をされると長期化するのでそれを調整してくれるのも管理する監督さん。自身の都合よりも「お客様・施工する業者」の方を優先的に段取りしてくれる方もいます。
トイレのリフォーム工事をイメージしても「設備さんの撤去→解体屋さん→電気水道の配線配管→大工さん→クロス屋さん→クッションフロア屋さん→設備屋さん→電気屋さん→美装屋さん」というような流れになるでしょうか。それぞれ分割して1日づつ割り振ってしまうと10日ほど掛かってしまいます。(もちろん内容によってはそれぞれの業者が長くなることもあり得ます)
そこを状況を把握して「撤去と解体を一緒に→電気水道の配線配管と大工さんを一緒に→クロス・クッション・設備・電気・美装を一緒に」というように上手くまとめると3日で終わったりすることもあります。
それを上手く調整してくれる監督さん。その管理者の都合は二の次とした段取りによって成り立っている部分が多いです。
みんながそこを考えてあげて欲しいですし、一番は会社経営者がそういう働き方をしてくれている監督さんへ報いるような体制を作っていって欲しいですね。