労働生産性の無い無駄書類をどげんかせんといかん

pile of folders

建設業ってどうも無駄な書類多い気がするんですけどどうですか?

現場に入る前に「送り出し教育」ここで教育したという書類が必要です。

現場に来て最初にするのが「新規入場者教育」これは現場で何かあった時に緊急時の連絡先など個人情報的な部分の記載が必要。

これらを出す前に「作業員名簿」も提出しなければなりません。内容的には新規入場者教育と類似する部分もあります。

さらに並行して「注文書・請書」の作成と「再下請負通知書」の作成も必要です。個人事業主・一人親方となると注文書などはまだいいのですが、再下請通知書なんかは現場代理人・安全衛生責任者・主任技術者などの記載欄がありますが、個人なので一人しかいないのに記入しないといけないというただただ面倒な書類になっちゃってます。

注文書・請書の方も、内装仕上げ工事ってある程度の事前工程は決まっていますが、簡単に「1週間遅れるよ」とか「2,3日延ばして」なんて言われます。外部の工事に比べて天候に左右されるという事も殆ど無く、予定通りに行きやすい業種になるので遅れて休んでしまうと予算の余力が無いという事が多いので、他の仕事も並行して取りながらその日程に合わせて調整をします。ですので1日変わると現場が全く違うということもあるので事前に注文書を取り交わしておくというのも難しいとこがあります。

工事が始まっても日々の「KY活動」もあります。これは安全に気を配って現場を進めて行く上ではあっても良い物なんだろうなと思います。2次3次と下請けが居る場合は特に安全管理が疎かになりがちなので意識づけという意味でも有用でしょうね。

搬入材に関しても「環境物質リスクアセスメント」という現場入場している職人さんに溶剤などの危険要因を知らせるという書類もあります。これまで働いてきた人もいることを考えると、あまり意味のない書類を始めたな~という印象。後述する部分もあります。

工事完了後も「出荷証明書」「品質証明書」「成分表」なども提出が必要です。

建築士の資格を持った設計や監督らがお客さんと相談して色を決めて来ていますし、現状の商品で品質証明しなければいけないような商品は無いですし、出荷証明しなくても違うものが貼ってあったら気付きます。気付かれないようなのであればなんでも良かったの?となってしまいます。成分的なものも見ても訳わからんようなものですし、ただただ形式的なものになります。

そろそろ反論部分を逆の順番で追っていきましょうかね。

環境物質リスクアセスメントの方ですが、平成28年頃までは出すことがありませんでした。とはいえ「品質証明書」としてSDSを出していたのです。中に入る職人さんたちに周知する為という事のようですが、これまで入っている人たちに問題が無い以上過剰な書類になっています。

専門業者しか使うことの無いような床材の糊などにも「食べられません」という記載をして周知しなければいけないような時代という事なんでしょうかね?それらを専門で入っている人たちに「わざわざ」書面で誓約書のように周知した確認の書類を作らせるというのは無駄という以外に何かあるでしょうか?

次に注文書・請書の方。前述もしていますが、工程通りにいかないのに事前に契約するという事が難しいです。これまで仕事が少ない、継続的に出せない、買い叩く人が居るなどの理由から契約の取り交わしが必須になったというのは理解できますが、「元請けが元々長めの工期を設定して注文書を交わしていれば工程が遅れても全く負担が無い」というのが一番の問題でしょう。

内装仕上げ工事なんかでしたら戸建てクラスで1週間~2週間という工程設定が大半ですが、元請けからの注文書を見ると1月以上の期間と末尾が引渡し前となっており、1日2日遅れようが問題ないでしょ?というスタンスの注文書が切られます。下請けとして誰を行かすかはこちらが決めれますが、その職人さんを遊ばせるほど金銭的な余裕は無いですし、誰が行ってもいいほどみんなに注文書を切るにはすべてに収入印紙を貼らないといけないという無駄な出費もありますので決まった人だけにしたいところです。そういった余分なお金をかけるだけの予算も見てもらえませんしね。

そもそも基本契約として職人さんと金額を決めていれば、長期的に事業をしていれば相互の信頼から無くても上手く回ります。そういった部分の信頼感はやはりその事業を数十年続けているというのがあればこそなんでしょうけど、歴史の浅い・これまで支払いに問題のあった事業者に限定するような制度になって欲しいですね。

途中書き忘れていましたが、「建退協」の加入案内を受けましたという書類や、「退職金」に関連する保険に入っているかなどの聞き取り調査の書類もあります。

作業員名簿や新規入場者教育・再下請負通知書の方でもそうですが、職人さんそれぞれが「どのような健康保険・年金・退職金などに入っているか?」を記入しないといけない欄があります。

会社員であれば源泉徴収として自動的に引かれるものを、自身の裁量で割り振りできるという個人事業主に対して将来的な不安というのもあってか「全部入りないさい」という風に進める制度となっていますが、それであればそもそも個人事業主というのが許されない制度にするとか、個人事業主であっても厚生年金を強制加入させるような制度にするとか、退職金制度を国民皆保険と同様全員徴収するというのが間違いのない制度となります。

そもそも消費税なんか全員から自動的に徴収する制度となっているのと同様、全員から一律に徴収した上で支給すればいいんですよ。まぁそんなことすれば共産主義国と変わらないような制度になっちゃうんでしょうけどね。

だいたいにCCUSで建設業者全体を管理しようとする制度を始めている以上、その書類だけですべてが完結するようにし、建退協に加入しなくてもCCUSだけで自動的に積み立ててもらえるような制度にし、厚生年金は事業者も義務化、日々の安全に対する取り組みだけで解決する気がするんですよ。

それをいくつもいくつも書類ばかり請求されるような現場というのは如何なものかと。

ただでさえ労働力が足らないと言われているのに、こうした不必要書類の提出を求められることで割かれる労働力というのはかなりの割合になります。各書類を提出を求めたら求めた分だけ費用が発生するというシステムに変更してもらえたらいいんですよね。

そうなると「書類は要らないから安くしてほしい」というものが選べるようなシステムになります。

実際無料で動かされる私たち管理者たちの負担を減らして、現場進行に関わる労働の方に時間が割けるような制度に変わっていけばいいのにな~と思うところでした。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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