見積り無料を廃止へ

これまで誰が始めたのか分かりませんが、何でもかんでも「見積り無料」というのが一般的になっていました。大手建設会社や官公庁の工事などでは3社見積りが基本となり、「受注の見込みが無くても見積りをしないといけない」という事が多くあります。

通常単価の3倍や5倍で出す「お断り価格」というのもあるにはありますが、見積りの内容をちゃんと精査していないと、「お断り価格が通常価格以下」という面倒な工事だったという場合もあります。

一旦中身を精査してみないといけないんですよね。さらには見積書を作成する為の時間も必要だったりします。

取れない(取るつもりない)見積りをするのに時間を費やすほど利益を取れているわけでも無いですし、その為の人員を割くほど利益を乗せるわけでもありません。

人員を増やせば問題は解決する話ですが、一般的に一人雇用すると経費なども含めて1000万は見込む必要があります。営業2人・経理1人という会社でしたら3000万の利益が必要。2割の利益出せたとして1億5千万の売り上げが必要ですよね。ここに見積り用人員を雇用すると4000万になりますが、それをしてくれるだけで利益率が上がるわけでもないし、売り上げが5000万も増えるわけでもありません。1人でこなせる現場の数にも限りがあるので仕事を取ればいいわけでもありませんからね。

大手でしたら沢山いる中の人員一人が見積りに回っても被害は少ないので出来るかもしれませんけど。

さらに個人宅の見積りなんかは交通費はかかりますし、拘束時間も長くなりがち。それで見積り無料ってどうなの?ってなりますよね。

そんなこんなで「見積りする事」にもお金がかかっています。そのお金は結局消費者の元へと返ってきます。わずかばかりでも安く上げるには不要な見積りはすべきではないと思います。比較はしないといけないのも理解は出来ますけどね。

1社のみで入らせて頂いている会社の見積りに関してはそのまま売り上げに直結するので見積り費として請求する必要はないですが、複数の業者を使う・相見積もりの為だけに見積りさせられるというものに関してはこれからは見積り費を請求することになりました。

金額の検討はこれからですが、100万未満は一律1万円。100万円オーバーの工事に関しては見積り金額の1%を目安に請求していくくらいになるのではないかな?と想定しています。無事契約となれば見積り費は不要ですがね。

人手不足が騒がれている中、不要な見積りに割く時間も勿体無い・出来ることをする時間を増やすという意味で相見積もりに価格をつけるというのは必要かと思います。この風潮が全体に波及したらいいな~って考えていますがどうなりますかね。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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