今日は終始悪態をつきますがご容赦下さい。
先日、一般財団法人の美容クリニックが医師の名義貸しのような経営が問題視されていましたが、建設業でも似たようなことがあります。「一級建築士事務所とか設計事務所」みたいなとこは、すべてを資格者が業務を手掛けるわけではなく見習い、勉強中などの人も一緒に図面書いています。
耐震強度や日照率、採光率といった基準が定められた部分に関しては建築士もしっかり確認しているところだと思いますが、私たちの仕上げの仕事は意匠性、デザイン性という部分でシロウトが担っている場合が多いものと思われます。
というのも、先日工事した現場。工期も無く慌ただしく施工しなければならなかったのですが、「ここでクロスの色分けできませんよ?縁が切れませんよ?どのように収める設計で図面書かれたのですか?」など収め方が分からないので設計事務所へ問い合わせをしなければいけないような内容が相次ぎました。
設計の返答が大問題。「図面に書いてある通りでやってくださいね。納め方は現場に任せます。分からないところは図面通りになるように現場で合わせてください」ってね。
出隅で貼り分けされたり、何にも縁切りする目印も無ければ寸法も出ていないところで図面上に色分けされたところで貼り分けろって言われても困るんですよね。ちゃんと分かっている設計さんがデザインされると、問い合わせしても理解できる回答が返ってきますが、シロウトが設計すると完成図もイメージできてないしバカみたいな返答しか返してきません。現場で工事するものが困ります。
そういった現場に限って、「指示通り完成させた」というのにお施主様から「仕上りが悪い・収まりが変」なんてクレームが付きます。こちらとしてはバカの指示に従った工事をしただけなのに、手直し費用すら出ずにサービスで直させられます。貼り替えなんてさせられた日には材料費も出ないし、ただただ赤字。
高い金取って設計デザインしているのであれば、その納まりまできちんとやってください。設計が問題で手直しの現場は「設計の責任で費用を払って直してください」
大抵は請求まですることはありませんが、下手にシロウト設計士に色決めなどを任せるくらいなら、内装工事店に色決めを手伝ってもらう方が絶対的に良いものができます。
サンゲツやリリカラなどのメーカーに決めてもらうというのもカラーコーディネーターやインテリアコーディネーターもいるのでいいかもしれませんけど、現場の状況での収め方や映え方を熟知しているのは内装屋さんの方だと思います。
見積り取らしたところで、収まりが違えば使う商品・必要な役物も変わってきますので、見積り通りになる事も無いですし、追加をちゃんと出せる体制づくりも必要。
となるとシロウトに頼らざるを得ないような会社に発注すべきでは無いですね。
もうね。世の中どうなってんの?