建設会社のほとんどが、スムーズに現場を進める為に【工程】を作っています。
どの業者が・どのタイミングで・どのように進めるかを書いてある工程表。
製造業なんかでしたら、どのタイミングでどの材料を入れてどれだけの人材を入れれば組立できるかといった段取りを書いてあるチャートフローみたいなものがある事でしょう。
工場であったら社員なので給料的に問題無かったり、別のラインに移動するなど対処法があったりします。
建設業では各業種がそれぞれ別会社というのが大半です。
工程に沿って各業者が段取りをしている中、突然「今日終わらなくなったから明日からの業者延ばして」なんて言う業者がいます。
ケガをした・身内に不幸があった・熱中症など体調が悪くなったなどのやむを得ない事情であればこちらとしても仕方ないという気持ちにもなりますが、単純に「終わると思ったけど終わらなかった」では納得できない場合がほとんど。
まだ経験の浅い職人さんならいざ知れず、20年30年と勤めているはずの業務において直前になるまで自分のペースというのが分からないというのは致命的かと。
最初から終わらないかもしれないような工程を作られている場合は事前に「これだと遅れる可能性があるよ」なんてやり取りもできますし、事前に「ここが遅れそうなポイント」と全体に周知している事で【遅れた場合はこうしよう】というプランを練る事ができます。
突然「今日終わらなかったから明日来ないでね」って言われた時に都合よく行く場所があるという事も少なく、仮にあったとしてももう数日乗り込みが遅れることになりますという事もあります。
考慮する時間が1日あるだけでも他に行き先を検討できる可能性が大きくなりますが、直前になればなるほど後ろの業者にどんどん悪影響が出てきます。
終盤の設備や電気の器具付け、美装工事のタイミングまで来るともう現場は終わったもんのようなタイミングでそれぞれ1日ずつしかないようなタイミングなので1日ズレるとその後に控えている1日の工事がすべてズレてしまいます。同じ元請けの仕事であれば調整も効くでしょうけど、どの会社も複数の元請けに出入りしている為そんなに都合よく段取り変更できなかったりします。
自身が全く関与しないところへの遅れを発生させたとしても責任を取る事も出来なければ、代わりに行ってあげることも出来ません。行ったとしても役に立ちません。
自身の適当な作業段取りによって迷惑をかける相手がいることをよく考えて次の段取りに繋げみんなで完成を目指さないといけないですよね。