いや・・・忙しく無くても慎重にやって欲しい!というのが今日のお話。
住宅建設においては大半の工事が現場の職人さんが施工する事で出来上がっています。工場の機械生産であれば機械にプログラムミスさえなければ大抵は完成品が出来るでしょう。人間が人の手によって作っていくものとなるとミスがあるのは必ずとは言わずとも起こる頻度は比較的多い事になります。
私たちが分かる大工工事なんかであれば、ビスの打ち忘れや締めが甘く飛び出していたり、ボードの継ぎ方が悪かったりというのが見てわかる範囲ですよね。
電気工事であれば線が繋がって無く照明がつかなかったり、スイッチ推したら別のところが点灯したりと不具合に気付きやすいです。
クロス工事で良くあるのが、コーキングの忘れ、ジョイントの被りというのがうっかりで起こるミス、切り損じや下地ごと切りすぎといった事後で無ければわからないようなミスもあります。
今回あったのが次の写真。

カットテープの取り忘れ。
カットテープは壁紙と壁紙の重ね切りをする時に、仕上り面に糊がつかない為にある薄っぺらいビニルの紙です。薄すぎて施工時に取り忘れていても厚みでは気が付かず、ローラー掛けした時に端の糊が効いてそれっぽくくっついてしまうので気付きにくいです。
糊が乾いて全体が接着してくると、次第にテープ部分が接着されていないので障子のような状態になって浮いている事が分かりやすくなってきます。
引き渡しまでの期間がある程度確保されている現場では引き渡しまでの検査などで分かったりしますが、年度末などの突貫に近い工事になってくると、壁紙の施工完了から検査手直しなどを経て引き渡しまでほとんど時間が無い事があります。
そうなるとちゃんと乾いて浮がわかるくらいになる前に引き渡しとなり、お客様が住まれてから判明する事も度々あります。
職人さんにはどんなに忙しくても、慣れていてもしっかり取ったことを確認しながら、仕上りを確認しながらクレームにならないような仕事を志して欲しいですね。
それでも人が工事する物。私たちもミスをするものとしっかり考えて確認や手直しをしていかないといけませんね。