今年の年度末。4月から始まる労働時間規制に向けて取り組みを加速している会社が沢山あります。そのしわ寄せが現場終盤にすべて重なって現場運営に四苦八苦しているところも多いのではないでしょうか。
昔から現場の初期、基礎工事や上棟・配線・配管などの頃は工期がまだ十分にあるからゆっくりゆっくりやっている現場が見受けられます。もちろん土日祝はしっかり休んでいたりします。
現場の中盤くらいになってちょっと焦って「最後の工程バタバタするようになるから人集める準備しておいてね」って声かけられたりします。
現場の終盤になると、朝昼晩・土日祝何にも関係なく、「間に合わせないといけないからやれ~!」とルールも何も関係なく運営されるところがあります。
夏休みの宿題を日記だけは毎日書いたけど、その他のプリント類は全部夏休みの終わり2,3日でやってしまうような現場段取りですね。
この事象はこれまでもずっと続いてきましたし、これから先も法律強化されたところで間に合わせる事・お金の追加を出さない事を優先する元請け事業者が存在し続ける事で無くなることはありません。むしろこれからの方が酷くなるでしょうね。
そんな中で現場管理者であったり、下請け各社の番頭さん。それぞれが自社の労働規制に掛かってしまうので「職人さん任せにしっぱなし」という事が良くあるようです。
近頃では休みの時に携帯電話対応すら禁止している会社もあるようで、益々職人さんに投げっぱなし状態が発生しています。トラブルがあっても対応できず、近隣に対しても現場休業にしているはずなので職人が勝手に出ているという責任転嫁するとんでもない状況。
私自身は休みであっても、出勤とせず現場に行って様子を確認するようにしたり、用事が合って行けなくても電話だけは出れる体制を取るようにしています。
自分が請け負った仕事だからという責任感と、職人さんも休みたいかもしれない中でこちらの都合に合わせて出てくれているという労いなどもあり、極力ほっとかないようにしています。元請けはほったらかしだったりしますけどね。
出たから何か変わるわけでは無いと思いますが、職人さんの心情的には変わる様で、「アンタの仕事だからやってあげるから」というように多少無理を聞いてもらえる可能性が上がります。継続的に沢山の仕事を取って行ける要因として職人さんを確保し続けれる事が重要になります。
法律的なルールは大事かもしれませんけどそこばかり考えていても誰も付いて来てくれないので勝手にやっていますが、しないで機会損失するよりはやってチャンスを得たいという思いですね。機械がやってくれる作業だったらこんな事考えないでいいんですけどね。
もう少しの間続く繁忙期。みんな疲れているけど何とか乗り切りたいところ。やらないようにしたら現場の段取りも変わってくるかもしれないですけどね。
それにしても監督さんは現場終わったらしばらく休めるのにほったらかしにするってどんな心境なんだろ?