後でやろうはバカヤロウ。出来ないものを無理やりやろうとするのはもっとバカヤロウ。

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格言のように使われる「あとでやろうはバカヤロウ」という言葉があります。

物事を後回しにしていたらいざやろうと思った時には出来ないとか後でやろうとしたら忘れてたとか良いこと無いよ。やらないといけないならすぐやった方が良いよって感じで使われます。

実際に私たちの仕事の中で最重要になり得る要素が「職人さんの手配」という部分が一番の課題です。職人さんの手配が出来ない事には工事が進むことも無いので、工事が決定したら何よりも最優先に動くのが職人さんの予定を押さえるという作業になります。

ここで先程の「あとでやろうはバカヤロウ」の登場です。工事予定が決まったが工程はいつも前後するからと後回しにする人が結構います。もちろん自社の職人さんを回せる目途が立っているからという事での後回しならいいのですが、現在のような年度末の繁忙期シーズンに入ると次から次へと仕事が入ってきます。

ですので回せるかも?くらいの状態でしたらどんどん職人さんの確保に動いた方が良かったりするのですが、後回しにすると他の人も職人さんの確保に動くのでいざ必要と感じた時には既に埋まっているという事がしばしば起こります。1日後回しにしただけでも「昨日なら空いてたんですけど」と言われることも。

もちろん相手の職人さんも普段の付き合いなどによって押さえていても断られる場合もあったりしますし、こちら側からも余分に押さえすぎて余って断る場面もあります。

互いに押さえて断るが続く場合、あまりにも失礼過ぎるという事で次の仕事から全く相手にされなくなったりという事もあるので、自分の好き勝手が出来るわけでは無い事は注意ですけどね。

本題はここから。仕事が決まったから段取りにすぐ動くところまではいいのですが「すぐにやらないといけないので段取りしてください。○○なお客さんだから大至急です」っと焦らし急かすばかりで、何も考えず請け負いし、現実問題この年度末でどうしよう?ってなってる中でこれを言われると中々即答も出来ず、あちこち探し回ります。

探し回った挙句「やっぱり大丈夫」なんて言われた日にはちょっとイラっとしますよね。この時期の人探しになると中々つかまりません。電話をかける件数も1件や2件じゃないです。10件程度はかけてますかね。そんな中でみんな考えてくれて(いるはず)のところで返答待ちしているものが「やっぱり大丈夫」で済まされると、そこからまた10件程度に「ゴメン、さっきの仕事飛んだ」って連絡して回らないといけません。

「こんな感じの仕事あるけど取れないかな?」という電話を掛けるのに一人1分としても自分が10分・職人さん側も1分×10人で10分ロスしていきます。さらにさっきのダメになった話と愚痴で同じ以上にかかります。無かった仕事に双方で1時間以上時間ロスをするんですよね。

これが1日4件あると、同時にこなしている場合もありますけどトータル8時間、今の労働時間の話でいうと1人の1日分がまるっと潰れちゃってる事になるんですよね。

こういった電話が減る事で職人さん全体の仕事効率が上がるという事もあるんですけど、そういう部分はまったく考えたりしないのかもしれませんね。

さらには、こんな急でも捕まる職人さんはいるにはいるんです。こんな時に捕まる職人さんと言えば仕事が頼まれない技術的や対人力に欠ける、一般的にはヘタと言える職人が捕まるんです。私たちからすると信用に欠ける仕事はしたくないのでそういった人への声掛けを控える傾向にあるのですが、もしかしたらそんな人へ頼んだからこちらへの注文を却下されたのかもしれませんね。

こういった人へ頼むという事は、そのお客さんを工期だけを優先して品質を無視した不誠実な対応という風に私は考えるんですよね。ヘタでもいいですか?間に合わせはしますけど?という事でお客さんに了承を得ていればいいのですが、同じお金を払うのに下手でもいいですか?と言ってOKを出すお客さんは少ないでしょう。

そういった仕事の付き合いをしていたら将来的にも仕事の信頼感は無くなってくると思うんです。

さらには一般的に下手と言われる職人にはこの産業から撤退してもらいたいというのが想いとしてあるのですが、こういった「困ったから頼む」という商習慣が残る事によってどんな人でも残っていってしまうんですよね。

これからますます人手不足は進みます。ヘタと言われる人でも生き残る術は増えていきますし、どんなに適当な仕事をしていても生き残れるようになるでしょう。手を抜いて責任感の無い仕事をしていても仕事が通常の値段やそれ以上で舞い込む時代になります。

どんどん人財レベルが劣化していく危機感がある状況。きちんとした技術力のある職人さんが正当に評価されて仕事をしていける状況にしていきたいのですけど悩ましいですね。

テキトーな人をあてがうような仕事をせず、適当な仕事をできるような環境を作る上でも「無理矢理仕事をしてしまわない」というのが大事で、ちゃんとできる人を決めて「何日何時」まで決めてお客様に相談できるような仕事をしていきたいですね。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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