私、Jリーグ開幕のタイミングもありサッカーが盛り上がっていたのでサッカー部でした。まっ、Jリーグ関係なく小学校時代からサッカーしていたんですけどね。小中高とサッカー部。全国大会に行くほど強いわけでもなく「みんなで楽しんで勝ちたいね」っていう方が強い感じのチームだったのですが、やはり県大会で負けると悔しかったり、全国常連のチームと試合すると善戦したい、プロに行くだろうと言われている選手と試合したら抑えたいなどいろんな感情がありました。
最近、仕事上で新たに会う人が増えているのですが、その会話の中で「学生時代どんな部活してたの?」って話題になる事が多々あります。
野球部・バレー部・サッカー部・バスケ部・テニス部・卓球部あたりの返答が多い印象ですが、一部「部活ってしなかったです。帰宅部です」という人が居ます。
こっからは完全に私の偏見になってきますが、帰宅部って返答する人のレベルに不安感を覚えることが多いんですよね。おそらく都市部の会社であれば帰宅部でも替わりに受験勉強に塾に行っていたとかある人が多いのでしょうけど、田舎の帰宅部って【何かに打ち込んだことも無い・勉強もやる気がない・やりたいことも無い】といったような人材が多いのかもしれません。
小学校レベルの算数のような事も仕事ではよく使いますが、相対的に部活動していた子より帰宅部で何かに打ち込んできた経験のない子の方が話が通じない・理解が出来ないという傾向にあります。
もちろん「本気で部活やってきたから勉強に関するとこ全くわかりません!」という人もいるのですが、本気で部活やってきた人っていざ仕事となるとその事を理解しようと一生懸命勉強するということも出来るんですよね。
対人関係も部活動の中で成熟しているのか、言葉の端々に「あっ。この子やりそう」って思う部分があります。
もちろん私自身体育会系でやってきたから感じる部分なのかもしれませんし、あれこれ興味があるので見方が偏っていたり、やる気が感じられないなんて思ってしまうのかもしれませんけど、これまで出会って来た帰宅部には「こいつ出来るな」と思った事がありません。
子供たちの習い事が増えすぎで親御さんとしては負担が大変な時代にはなっていますが、【スポーツでも勉強でも何かに打ち込む経験をさせている】という事が社会人になってからの大きな武器になるのではないかと考えます。
何でもかんでもやらせるというのは親としては金銭的な面も含めて厳しいかもしれませんが、何かに打ち込んでやった経験というのは大人になってからの財産に成り得ると感じています。
何もやりたくないから、何もやらない。というのは大人になっても何物にもならない。という事になりますよね。
やりたい!と思うことに出会ったら最大限考慮してあげることが大事なんだな~って改めて感じています。私自身サッカーしたいって言った時に叶えてくれた両親には感謝していますし、パソコン使ってみたいといった時に用意してもらえたのは今の仕事に大変役に立っています。
それがゲームとか普通では認めてもらいにくい事であっても、真剣に取り組んだ「経験」というのはどの世界に行っても通用する武器になるのだと思います。その経験を生かせるように誘導してあげる周囲の環境も必要でしょうけどね。
あぁ・・・子供欲しくなりますね(´;ω;`)


