賃上げと完全週休二日制が実現すると週末工事は超高額に?

世間では明日から3連休。私自身は3連勤。職人さんも数人はただの日曜休日の人と一人だけ日曜日工事にお付き合い頂く形になっています。

建設業の工事のベースとして多い仕事は月~土の6勤・日曜日の1休の働き方が基本となります。

来年の働き方改革の影響で完全週休二日制へとシフトする企業がほとんどになるかと思います。現場の職人さんも個人事業主であっても週休二日を進められる為休まなければいけなくなるので、現状と同じ売り上げを上げるとなると1.2倍働くか土日に動ける別の仕事を探す。または工賃をアップして現状維持やアップするという事になります。

職人さんが現状水準で満足してしまうとしたら、賃上げすると土日に働く人が減ってしまいます。満足していない人ですら現状の日曜の仕事については拒絶反応があります。もちろん平日休みがイヤな人が多いのが一番の要因でしょう。

平日の単価がアップした状態で週末工事となるとそれだけで割高となります。さらにそれで働き方改革の週休2日となるとますますアップの可能性が。

ですので、週末を中心に働く方向に変更する人が出てきます。そうなると平日の人工が足らなくなってくるので平日がますます値上り。すると平日に戻ってくるか週末をさらに値上げするかになる事でしょう。

という職人さん側の問題での値上りもありますが、私たちや建設会社の現場担当者・現場代理人などの人員の問題もあります。

職人さんにすべてを一任して任せることのできる現場であればいいかもしれませんが、有事に備えて準備する人が必要となります。任せることが出来ない場合には立ち会ったり養生したり家具移動したりとなにかしらの補助する元請けの担当者が必要になりますが、この担当者は職人さんと違い個人事業主でも無ければ普通の事業主でも無い普通の会社員の場合が大半でしょう。

会社員は100%で働き方改革の影響を受けます。土日を出勤するような勤務に変えたところでメインの仕事が平日に集中している以上、平日のやり取りが中心になるので出勤していないと困る事が多くなります。結果として週末工事に充てられる人員が限られるので、新たに人員補充しなければいけないという可能性が大きくなります。

新たに採用するとなるとどうしても少なく見積もっても年間数百万円は利益を増やしていかないといけなくなります。

職人さんの工賃は上がる、採用しての人件費も上がるという状況においては工事単価も必然的に上がってしまいますよね。

どの業界においても値上げには未だ躊躇するような状況の中で建設業だけすんなり値上げという訳にもいかないのも実情。

結果として人手不足などの問題も影響して倒産件数が増えているなんて状況もあります。値段も上げれない・人もいない・頼めるとこもないとなってくると巡り巡って値段上がってしまうやつですよね。

そこまでの生き残りを考えていかないといけないですが、先日人手を最小限にする3Dプリンター住宅なんてものも販売開始なんてニュースもありました。現状では耐震性などの調査をしないと許可が下りないという事のようでまだまだ時間はかかるでしょうけれど安い家がどんどん出てくるかもしれません。

生き残れるのかな?


投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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