転職や再就職など、現在は働き手有利の売り手市場と言われてかなり経ちますが、職種や立場、分野、能力、年齢、地域によっても実情はかなりばらつきがあるようです。
「50代で年収1000万の人が早期退職をするも、まだ働かなくてはならないという事で再就職先を探すも、希望年収を800万、700万、600万と下げていっても一向に決まらず、最終的に時給1000円のアルバイトでしか働けなかった」なんて記事もあったりします。
実際に欲しい人材となると、即戦力の人材となりますが会社が変わればやり方も違ったりしますので、企業側がそこを柔軟にできなければいけませんし、他に働いている従業員との賃金に大きな乖離があるようですと周りの人間がついてこなくなります。
そうなると即戦力でも高給の人は難しくなってきます。
また、若くて即戦力となれば尚のこと欲しいところですが、年功序列的な空気の残っている会社でも既存の人間とギクシャクする可能性があるでしょう。若いのに出来る人が転職市場に居るという事は入社してもすぐ次の転職をする可能性もあるという事も見逃せません。
実は下手にスキルのある人より、従順無垢で何も分からない若い子の方が需要が大きいように感じます。伸びしろに期待する経営者の方が多いという事なんでしょうかね?
それでも自身の市場価値の確認や年収アップに向けては転職活動が必須と言われてますので、まずは仕事を退社する決断をする前にどんな仕事が出来るか探してみましょう。
自分にはどんなことが出来て、どんな能力があり、どんなアピールポイントがあるのか。現在~未来に向けてどんな価値を提供していけるのかを考えて、うまく売り込む要素があれば転職活動をしていきたいですね。


