ニュースを見ていると、国会での予算委員会で2024年に導入される時間外労働の規制で懸念されるトラックの運転手不足の記事がありました。
トラック運転手など輸送業務に携わる方の残業上限規制で人手不足になるという問題です。
様々な仕事で働き方改革として労働時間や残業など規制がどんどん強まり、それ以上の収入が欲しければ別の仕事に就けと言わんばかりのルール作りがされています。
トラック運転手の方も働ける時間に上限が出来るという事はトータル的に運送できる荷物の量が減る事によって収入に上限が設けられ、それ以上収入がいるなら独立か副業しなさいという事になりかねません。
確かに休みなく運転されて事故を起こしてしまうような事態にはなってはいけませんが、各人それぞれ必要な睡眠時間も違えば運転して疲れる時間も違ったりします。
運送トラックの代替え手段として、鉄道や船舶などを利用するようにしていこうと言われています。トラックの方を規制して代替え手段を出したとしても、今度は代替え手段の方の鉄道や船舶に関わる人たちの業務量が増えてしまう為そちらも規制しなくてはいけないという風になってくると思われます。
どの道、規制をして「人間が介在しなければいけない方向で、擦り付け合いをしている」ような感じがするのですが、それよりも責任の所在こそ明確にしなければいけませんが「自動運転やドローンなど人の介在する部分を最小限にする」ように道路交通法や航空法などの規制を緩和していく方が効率的な輸送が出来るのではないでしょうか。
建設業で必要な商品は比較的大型のものが多く、ドローンなどで輸送は難しいものが多いですし運送業の方のお世話にならないといけないものがたくさんあります。
負荷をかけ過ぎないように、発注のタイミングを早めることや運送回数を最小限にするなど協力していかないといけませんね。
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