以前現場の入退場管理や現場管理にスマホアプリを使っている会社が増えてきたといった記事を書いたことがあります。
新築住宅の瑕疵担保責任が最近では契約不適合責任という形へ民法が改正された為、建設会社は自身を守る為にも、欠陥が無い事を未然に確認する為にも写真を撮影して引き渡し時にお客様へ開示できる準備をしておくという、公共工事の工事写真の撮影と同じようなもんですね。
こういった事があるのでスマホを使っていないガラケーの職人さんがアプリに入れないから現場に入れない場合や、写真を撮っても管理アプリに登録することが出来ない不便があったりで、通話だけできればいいという職人さんが淘汰されている状況があります。それでも携帯をスマホに変えない職人さんは仕事が減っていたり、あまり仕事の良くない職人さんと認識されています。
昔よりも仕事が良く出来ればいいという時代ではなくなってきましたね。
そしてそのスマホ。出番がますます増えてきているのを今朝のニュースで知りました。
交通事故や怪我・病気などでの緊急通報110や119などでは状況によっては応急救護や心肺蘇生の動画を送ってその場ですぐできるように指示してもらえるようにしたり、現場状況をライブで撮影して送れるようになっていたりと1分1秒を争う場面でもスマホで無いとできないという状況になってきたそうです。
バーコード決済やQRコード決済も今や当たり前になってきており、現金を持ち歩くより身軽になりますし、各社の安全性も以前より高くなっています。
銀行口座の管理もスマホで管理になったり、入出金明細も紙での配布よりもデータでもらう方が安くつきます。銀行の通帳も紙で発行すると有料になりましたしね。
買い物もネット上でのものが増えました。メニューを考える時もネット上で情報収集して作る事があります。家もネット上でいいものを探したりします。
衣・食・住すべてがスマホで管理できる状態。尚且つ仕事にも必要となると、もうスマホ無しじゃ生きていけないレベルで生活に直結してきています。
IoT機器が増えてきてますし、スマートスピーカーで無くともスマホで代用できることも沢山出ています。内装工事ですとカーテンの開閉や電動ロールスクリーンやブラインドの開閉もIoT機器として出ています。(取付実績は私自身まだ少ないですが)
もう数年すればスマホの次の時代の物が出てくるのではないかと推測できます。時代の変化にマッチするように生きていかなければ、生活も時代遅れ・仕事でも落ちぶれ・資産防衛さえもできないような時代になるでしょう。
難しくても、使えなくても、一歩一歩始めて行けばこれからでも遅くないですし、使っているうちに次第と日常へと昇華されます。
スマホじゃないのはほぼ年配の方ではありますが、持っているだけで使い方の分からない人も沢山います。プライドがあって聞けない人もいっぱい見てきています。知らない事は知らない、知りたいことは教えてとちゃんと言えるようにしていきたいですね。
私も年々知らない事の方が多くなってきて困っちゃいます。

