本音のやる気。建前のやる気

あなたのお勤めの会社は大企業ですか?中小企業ですか?個人事業主ですか?これから就職する学生さんですか?

今回の話は個人事業主や中小、特に少人数の小企業の方で個人に責任感が無い人が居たら成り立たない様な会社にお勤めの方にはあまり関係ない内容になっちゃうかもしれません。

どちらかというと大企業や1人2人仕事しない人が居ても問題の無い中企業がテーマの話題になるかもしれません。

社内会議などしていると、みんなやる気のあるような発言をよくします。

  • こういう風にしたら会社が良くなります
  • こんな事したら会社に利益が出ると思います
  • これからこんな事していきたいと思います。

中身が詳細であればある程やる気があるように見え、企業内での自身のアピールになります。

以前までは企業での評価は勤務時間に反映されることも多かったですが、働き方改革も相まって勤務時間内に仕事を済まさなければならなくなり、余分な仕事をして仕事のやる気をアピールする場が減ってしまい、逆に会議などでやる気をアピールしておけば企業内での評価がアップし、人事評価に反映される企業が多くあるようです。

特に会議内のようなところでやる気をアピールをして評価を上げないといけないのはどんな人でしょうか?

時間がどんなに短時間になったとしても自身の仕事をソツなくこなすことが出来る人は会議で寝ていても【会社内で目に見える数字を上げられる】ので大丈夫でしょう。

会社に止められていても、【影でこっそり仕事している人】も必要な評価を出せるだけの事をしているのでしょう。(評価されない無駄な仕事をしているのであれば違いますが。)

事業継続上必要な資格を、自主的に取得していく人も必然的に評価されます。

アピールしないといけないのは【とりあえず必要最低限の仕事をしておけば】【働き方改革で時間減ったから今まで通り出来なくて当然じゃん】【会社に言われたことだけこなしとけばいいや】といった人たちでしょうかね。

こういったアピールしないと評価されないような人が会議でヤル気アピールした事を任せて「やってください」となった時には、あれこれ言い訳付けて出来ません、やれません、忙しいので他の人にとやらない為の努力を始めます。

ホントにやる気があって提案していれば、自分でこなしていきたいと思うはずですが、建前のやる気の人はやらないように動きだします。

以前話題に出した高卒の子の話もこんな感じで、建前のやる気は出していますが、ホントのやる気は無いのでいざ仕事を頼むと「まだ始めたばかりなので無理です。できません」の連続だったそうです。

会社がどれだけ失敗してもいいからやってみていいよ!と言っても失敗する事にも抵抗があるようでなかなかできないそうです。

小さなころから失敗を続けて大きく育ってきたはずの人間もいつの日からか失敗を恐れて何かに挑戦していく気持ちも無くなる子が多いようです。

建前のやる気を持った人も同じで、失敗してもいいという状況になってもステップアップするような仕事を避ける傾向が強くなるそうで、建前の社員しか残らないような企業になると世間的には「ホワイト企業」という評価は得られますが、企業としての存続に関わるような最低限の利益しか上げられない成長の無い企業となってしまう可能性を秘めています。

退職の理由も本音を聞いてみるとやる気があるっぽいアピールをするだけの先輩との人間関係が退職したくなる場合が多くて、やる気のある若い子もこの空気でやられちゃうようです。

このブログを見てくれている人は本音のやる気のある人たちであって欲しいな~っと思いました。


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投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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