今日は中堅ゼネコンの現場で作業していたのですが、物凄くイラつく出来事を見聞きしてしまったのでそちらについて。
私が押入れに入って作業していたのですが、監督(複数の監督がいる現場の3番手)がやってきて、造作工事をしていた大工さんの新人さんに対して何か言っているのが聞こえてきました。
「工期今日までなのにまだ終わってねーの?終わるのか?終わらなかったらシバキ回すぞ?」
新人さんは怯えて固まって返事も出来なくなっていました。
しばらくすると親方さんがやってきたのですが、新人君は何も言えなくなってたので、親方さんと他所で小話することに。
一連の流れを話すると、親方さんも怒っておりましたが、一応会社に報告して会社からクレーム入れることにしたそうです。
現場安全管理上、不安全行動などあれば高圧的に職方を怒鳴るようなことは仕方がないと理解できますが、工程管理を新人さんに対して高圧的に脅迫的に迫るような事は、いくら現場管理者であったとしても、あってはならないと思います。
親方さんとの話を聞いていると、その3番手監督は番頭や親方には工程管理を含めた打合せはロクにしないのに、新人・若手・自分より歳下・経験が少ない人に対してだけ、先ほどのような高圧的な事を言って回っているそうです。
要は弱い者いじめみたいな事しかできない、ろくでもない監督でした。
私はこの中堅ゼネコンの現場は初めてだったのですが、今後の取引についてもこのような監督しかいないようでしたらちょっと続けていけないなといった感想で、今のところ他の監督さんは問題なさそうなので、弊社への対応を見ながら今後を考えたいと思います。
っとはいえ、そんな人間性を疑われるような事を言う監督を採用している会社の信用自体を疑ってしまいますし、そんな監督ですら採用しないといけないほど人材不足になってきているという事でしょうか。
私が接する範囲で大手ゼネコンと地場工務店の監督さんは比較的人間的にしっかりした人が多い印象で、中途半端に中堅なおかげで変な力があるような勘違いをしてそういった振る舞いをしているのだろうとは予想します。
現場の風紀を乱すようなそんな監督を雇っているくらいなら、いない方が現場の流れ、空気も良くなるのでいいのではないかと思ってしまいます。
人事採用の方はそんなところまで面接などで見抜くのはなかなか至難な業ですが、現状ではそんなに簡単に採用した人をクビに出来ないのでよく考えて、よく見て採用しないといけないようですね。


