会社としてここ数年、地域の学校・求人サイト・職業安定所など様々な所への求人を出したり、知り合い伝いに紹介してもらったり声かけしてもらったりしてはいるのですが、なかなか採用に至りません。
YouTubeを見ていると、年商1億の事業を作りそのノウハウで組織化、そのやり方で10個作れば10億といった風に机上では数字が作れているものがありました。
私の所でも個人の年商1億は達成するやり方が出来てはいますが、ある程度個人の能力に依存する部分がある為、「これやったら誰でも1億ね!」っという風にはいかないところがあります。
大型物件をこなしていけば個人での売り上げ方を数倍にすることも現実可能な所がありますが、現状では分散投資のように多数の建設会社に出入りしながら、大きなものから小さなものまで多岐にわたる仕事を請け負うやりかたで来ていますので、個人で数億に拡大していくには現状の労働制度のままでは難しい状況です。
その為やはり1チームに数名の人員を確保し、チーム内で数億という数字を作り上げていく形が取りたいところですが、何せ人が集まりません。
原因として考えられるのが以下の点
- 都市部ではないので都会に出たくて行きたくない
- 給料が大企業ほど高くない
- 営業職は嫌だ
- 現場仕事は汚れるし暑い(寒い)
- 現場は体力無いと難しいし、衰えたらどうする?
- 建設業に一度入り込むと他業種に行きづらい(気がする)
といったあたりが主ですかね?

給料面に関してはある程度仕事確保はできる状況なので、人を増やしてこなせる量を増やせば必然的に売り上げ・利益とも上がってくるので増えた分だけ増やせそうですが、増えすぎると経理にも人員を増やさないといけないので、事業拡大してみない事にはどの程度まで出せるか未知数の部分がありますね。
営業職が嫌われるのは・・・仕方が無いですかね?同様に都市部でないこともどうすることもできません。出来ることと言えば都市部に支店を増やすくらいでしょうか。現状の顧客状況からしたら可能なので検討の余地がありますね。
現場仕事に関しては肉体労働部分は稼げる環境を拡大していかなければいけません。
現状年収1000万以上となっている職人さんもいますが、ごく一部であることと加齢に伴い作業量が減ってくると、現実的に不可能になってくるのでその後のライフプランを提示できる仕組みを再構築していかないといけないでしょう。
ただ、20代で1000万以上の収入になる職業はあまり多くはないと思います。若い時に稼げるだけ稼いで、40代以降に別の事業を進めていくといった働き方が作れると生涯年収では大企業に負けないだけの稼ぎ方もできそうです。

建築業の仕事、業種によって多岐にわたりますが、それぞれの仕事が何をしているかというった所はなかなか世間に知ってもらう機会も少ないと思いますし、知らないからなりたいと思ってもらえないところも大きいので、このブログもそういったところへアプローチしていけたらいいなと考えています。
職人さんの高齢化はかなり進んでいるので、若い人には未来を見せる事ができたらいいなと思います。
ブログなどこんなことも出来るよってところも見せれるだけの物が作れたらなお良いですね~。

