壁紙値上げの特殊事例(EBクロス)

今回の壁紙の値上げに関して追加で判明したことについて書かせていただきます。

下記はサンゲツのEBクロスのデジタルカタログのURLです。

https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/eb19/

このEBクロスは、10数年前にサンゲツと製造元の大日本印刷が共同で制作したと言われている既存のビニルクロスと一線を画した新しいクロスとして発売されました。

そして発売から概ね3年程度経った頃だったと思いますが、壁紙の表面が剥離する案件が発生していました。

車などの不具合であればリコールで大々的に報道されたり、各所有者への連絡がすぐ行く形となるのが一般的と思いますが、この壁紙の件は初期では大した発表もなく隠ぺいしようとしてるのかと感じてしまうほど初動も遅く対応も雑だったと記憶しています。

それから対応期間が10年ほど設けられ、実際の脆化減少が起こった物件に対して調査貼り替えの処置がとられました。現在の製品についてはそうした問題も起こらなくなって、製品としては改善されております。ただし、建設会社とお客様の関係性であったり売却物件であったりした場合貼り替えも何もされていない物件も見かけました。

そしてその対応が終って今回の値上げで決定されたことが、『EBクロスは大幅値上げになる』という事でした。

実際の弊社入荷金額は現状知らされていませんが、現状のSPクラスなどの量産クロスと同程度の金額だったものが、概ね30円程度余計に上がってしまうとの事でした。

実際に大日本印刷の株主総会などで発表されている壁紙関係の特別損失などを見ると数百億円~1000億円以上の金額の損失が出ていて、製造コストの回収含め出来ていないものと思います。その為今回の値上げで出来るだけ改修しておこうとの思惑もあるのかと思いました。

サンゲツと大日本印刷の不仲説もあり、前回リザーブのカタログが発売された際には大日本印刷側からその製品は卸さないなどのイザコザがありカタログの撤去回収したのち中身を刷新したとの話もありました。

ここで、今までの経緯からの推測と、各所から聞いた情報を元に考えると「EBクロスは今回のカタログ分、もしくは次回のカタログ分を以て廃盤になる」という結論となりました。

廃盤後もしばらくはアフター対応の為に在庫はしてあるものと思いますが、新たに新規のお客様へ色決めしていく際は価格の高く廃盤の可能性があるEBクロスは避ける処置を早いうちから取られる方が賢明かと思います。

弊社がサンゲツや大日本印刷が嫌いというわけではないですし、実際の施工はサンゲツからのものが一番多いのですが、かなり確度の高い情報なので発信させていただきました。誤報になってしまった場合はスミマセン・・・2,3年後をお楽しみにといったところです。

次回から補修がらみの記事がやっと出せそうです。またご覧ください。

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

壁紙値上げの特殊事例(EBクロス)」への1件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。